●国道51号線トンネルの供用開始許すな


右がトンネル。左が国道51号線。6月下旬に開通する、とされている。トンネルの旧大栄町歩行出口で撮影。(6月4日)


左がトンネル、右が国道51号線。成田市側トンネル出口で撮影
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■国道51号線の付け替えトンネルが6月末に供用開始されようとしています。写真が現在の51号線トンネルの工事現場です。
■現在も51号線にはトンネルが通っていますが、暫定滑走路の北延伸にともなって、トンネルの上を滑走路が通るため、航空機の着陸の時の重みに耐えられません。そのため、北側に約50メートルずらして、強度の高い新しいトンネルを作って、国道51号線を迂回させよう、というのが今の工事なのです。


■しかし、北側に320メートル延伸しても便数はほとんど増えません。暫定滑走路の「へ」の字誘導路の湾曲が市東孝雄さんの畑と天神峰現闘本部があるために、直線化できないだけでなく、東峰の森を破壊して造られようとしている東側誘導路も、滑走路の南端延長の直下を2度もくぐる「世界に例を見ない」ルートになっているため、ここでも信号待ちをしなければならないからです。
■政府・国土交通省、空港会社は「成田がハブ(拠点)空港競争に負ける」「地盤沈下させてはならない」と北延伸の次に、3500メートル化や30万回化、24時間化の推進で金切り声を上げています。しかし、成田のハブ空港の地位の維持と労働者農民の利益は無縁です。
■逆に、騒音地獄と町の空洞化で生活と営農がズタズタにされるのです。反対同盟は国道51号線トンネル開通阻止・北延伸阻止、空港廃港にむけて「絶対反対」でとことん闘います。6・8緊急現地闘争(午後1時半開始、成田市東峰・萩原進さん宅畑=去年10・7集会会場))への結集をお願いします。

  

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