●仲戸川裁判長は三里塚の大地に立ってみろ!

――天神峰現闘本部裁判再開第1回口頭弁論
――あらためて検証要求を突きつける


記者会見で質問に答える萩原進事務局次長(左端)
----------------------------------------
■6月12日午前10時30分から天神峰現闘本部裁判再開第1回口頭弁論が千葉地裁405号法廷で開かれました。反対同盟と弁護団、傍聴者は一体となって、反対同盟が忌避を申し立てた仲戸川隆人裁判長が再び裁判を取り仕切る事態を徹底弾劾。裁判長とNAA側に対して三里塚闘争の正義性を真っ向からたたきつけて、2時間に及ばんとする法廷闘争を闘い抜きました。

 ◇ ◇ ◇ ◇
■この日の法廷は、昨年7月19日に裁判官忌避を申し立てたのち、11カ月にわたって空転してきた法廷の再開弁論でした。裁判官忌避の理由は、現闘本部建物の検証申立を拒否し、強引に証人調べに入ろうとした仲戸川裁判長の不当な訴訟指揮にありました。
■再開にあたって、反対同盟、弁護団が次々と意見を述べました。まず北原事務局長が意見を陳述。(別掲) 忌避に至った反対同盟の怒りをあらためて裁判長に突きつけ、建物の検証を要求しました。仲戸川裁判長やNAA側を眼光鋭く見据えた陳述は、凛として法廷に響き渡りました。
■続いて弁護団が次々と意見を陳述。「単なる民事裁判ではない。三里塚42年の血と汗の歴史に踏まえて事実を捉えよ」と裁判長に迫りました。ところが仲戸川裁判長は弁護団の意見陳述を途中で禁圧しようとしたのです。
■この訴訟指揮に対して、反対同盟、弁護団はもとより、裁判に駆けつけた人々の怒りが一斉に爆発。
さらに「黙っていられない。自分も一言言いたい」と発言に立とうとした萩原進事務局長を、当事者と認めようとしない仲戸川裁判長に対して、徹底した批判がたたきつけられました。
■「不当な裁判を絶対に許すものか」 この団結した力で、弁護団全員の発言と萩原事務局次長の意見陳述を闘いとり、現闘本部撤去要求そのものの不当性をあらゆる角度から明らかにしました。仲戸川裁判長は怒りの弾劾を突きつけられ、途中で休廷して逃げ出す始末。裁判所の不当な訴訟指揮とNAAの不当な撤去要求を裁く「人民裁判」(萩原事務局次長)として熱く闘いぬきました。
■許しがたいことに、それでも仲戸川裁判長は検証をするのかしないのか明言を避け、姑息にも証拠調べに移る進行を画策しようとしたのです。再度弁護団がこれを弾劾し、あくまで検証を要求して闘いました。
■次回の法廷は9月25日午前10時30分から開かれます。仲戸川裁判長に必ず検証を行わせるために、この天神峰現闘本部裁判闘争を現地闘争と一体の闘いとして、より強固な闘いにしていこうではありませんか。次回裁判への圧倒的な結集を呼びかけます。


(北原事務局長の陳述:PDFファイル145KB)





裁判後に開かれた「天神峰現闘本部裁判闘争を支援する会」の例会

  

カテゴリーにもどる

           
  • 天神峰現闘本部裁判