――２００８年中に航空自由化工程表を「策定」すると公言
これが、極悪の経済財政諮問会議のメンバー。日銀総裁は白川方明に交代している
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■６月１０日、福田康夫首相が議長を務める経済財政諮問会議は「経済成長戦略」なるものを決定し、発表しました。内容は「今後１０年間程度、実質２％以上の経済成長が視野に入ることを」実現する趣旨となっています。そのために、２００８年から３年間を「戦略実行重点期間」に設定し、これの実現具合を半年ごとに点検する、としています。
■夢想に満ちた内容ですが、これらを�〜完�参加経済戦略、�▲哀蹇璽丱訐鑪�、�３弯慧�技術創造戦略なるもので実現することを皮算用しています。その�△離哀蹇璽丱訐鑪�の中に「空の自由化」なる項目を盛り込み、そこで「首都圏空港全体での２４時間化」を提言しています。
■「戦略」では「成田空港の２４時間化」という露骨な書き方はしていませんが、先の自民党国際競争力部会の「成田２４時間化」提言と合わせて読めば、成田―羽田の２４時間空港化宣言であることは明白です。
■さらに「首都圏空港における国際線機能の充実」強調されています。これは羽田の国際線化をエスカレートする内容であると同時に、北延伸後における成田の３５００メートル化、発着回数の３０万回化をにらんだ攻撃であることも明白です。
■アジア・ゲートウェイ戦略という形で、安倍晋三前首相によって打ち出されたアジア勢力圏化政策が、福田内閣によっても完全に受けつがれ、具体的な攻撃のリストに入ってきたということです。
■ちなみに「成長戦略」ではアジアを中心とした全世界とのＥＰＡ（経済連携協定）締結も戦略的に重視しており、ここでも「ＥＰＡ締結行程表」なるものが策定されています。これを見ても「成長戦略」が福田版アジア・ゲートウェイ戦略であることが分かります。
■私たちは６・８闘争の成功に力を得て、政府・空港会社の体重をかけた攻撃を真っ向から迎え撃つために、夏から１０・５全国集会へと前進します。「権力と対決する土俵である三里塚でこそ突破し勝利しよう」を合言葉に闘いましょう。
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