●北延伸阻止・市東さんの農地を守ろう

―7・27現地闘争に集まってください(2)

★7・27集会の会場が変更になりました。東峰十字路北側開拓道路ではなく東峰部落の萩原進さんの畑に変わりました。昨年10月集会をやった通称「清水の畑」です。よろしくお願いします。

■7・27現地闘争のもう1つの闘いは何が何でも市東孝雄さんの畑を守ることです。現在、市東さんの畑をめぐって2つの裁判が優勢に闘われていますが、この秋、もう1つの提訴が予想されます。すなわち空港会社が契約地の明け渡しを求める裁判です(現在の耕作権裁判は、契約地以外の、空港会社が「不法耕作」と言いがかりをつけている畑の明け渡し請求訴訟です)。
■この裁判提訴をむかえうつ陣形作りが、夏〜秋の重大な課題ですが、7・27闘争はその第1歩です。
■6月27日に、福田内閣が発表した「骨太方針2008」では、農業・農民部門でも攻撃を強めています。農業分野に関しても農地法改悪をにらんだ主張を行っているのです。
■昨年の参院選における地方と農民の反乱で、安倍前内閣のような露骨な表現を取ることはできていませんが、「農地の所有権と利用権の分離」を「方針」に盛り込み、「農地の集積」や「企業型農業経営の拡大」をうたっています。「農地の利用権の自由な取得」が誰にでも認められようになると「農地の所有権の自由な取得」まで、ほとんど距離がありません。
■「所有権」にまで拡大しようとしているのです。
狙っているのは農地法の全面改悪であり、その攻撃に真っ向から立ち向かう市東さんの農地問題に攻撃を集中してくることは明らかです。
■国交省・空港会社は北延伸工事による反対同盟破壊、市東さんの農地強奪による「へ」の字誘導路直線化に、しゃにむにうって出ててきています。しかし、追いつめているのは反対同盟の方です。裁判の乱発しか手がない、というところに、彼らの困窮ぶりがわかるではありませんか。
  7・27現地闘争を成功させ、これを突破口とする夏〜秋の闘いに全力で臨みましょう。

  

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