●群馬で「市東さんの農地を守る会」が発足

■9月28日午後2時から、市東孝雄さんも参加して、群馬県民会館で、「市東さんの農地取り上げを許さない 9・28群馬集会」が開催されました。開会のあいさつを小池正男・三里塚をたたかう全群馬実行委代表世話人が行い、実行委員会から、昨年9月の「群馬・市東さん集会」以来の経過報告が行われました。
■集会に参加した市東孝雄さんはユーモアたっぷりにあいさつを行いました。9・25現闘本部裁判の報告も含めて、「金しか見えない。だから何もわからない」と裁判所と空港会社を弾劾しました。また、「こうして群馬で『会』をつくってくれたおかげで、これから運動をどう進めていけばいいのかが見えてきた。皆さんといっしょに勝ちたい」と、発言しました。

■さらに「市東さんの農地取り上げに反対する会」事務局から、市東さんの裁判闘争の意義が熱く語られました。10月12日以降、市東さんの農地強奪を狙った新たな提訴が予想されることが報告され、新たな裁判闘争への決意と、それを支える会員の拡大が強く訴えられました。
■市東さんの熱い訴えに会場から、「自治労職場で三里塚署名やカンパをがむしゃらに訴えたり、執行部選挙に立ったりやってきたけど、今日の映画と市東さんの話を聞いて、新たに元気がでました。」との飛び込み発言があり、会場からは大きな拍手が起こりました。
■共同呼びかけ人から、「群馬・市東さんの農地を守る会」の結成が宣言され、会が発足しました。その中で、「中山や麻生が本当の敵ではない、あんなのは小者、巨大軍需産業などがあやつっているだけ。そういう社会全体を変えなくてはいけない。闘いは理屈だけじゃいかない。現場で汗を流して闘うこと。だから市東さんはすごい」と、現在、地域と力を合わせて、群馬のダム建設を凍結に追い込んでいる実践にふまえた訴えが行なわれました。
■最後に、集会実行委員会の青柳晃玄さんから御礼とまとめがなされました。司会から、あらためて、10・5三里塚現地集会への結集が提起され、大きな拍手で確認されました。


  

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