明日の一坪共有地裁判に結集を


前回裁判の報告会であいさつする鈴木幸司さん、いとさん


■明日、10月23日(木)午前10時30分から鈴木さんの一坪裁判第8回口頭弁論がおこなわれます。
■前回の裁判では、鈴木さんの一坪共有地を奪い取るために、「全面的価格賠償方式」なる最高裁の1判例にすぎないものを、あたかも「法令」であるかのように適用していることの間違いを徹底的に明らかにしました。最高裁の判決そのものが間違いであるだけでなく、その判例のケースとこの裁判は全く別次元の話で、一坪共有地強奪のため以外の何ものでもありません。

■これに対して9月30日、千葉県側からの反論の書面が出されました。そこでは一坪共有運動を徹底的に軽んじようとしています。「共有の目的は、単に土地を多人数で共有することに過ぎない」とか、(鈴木さんの共有地は)「一坪共有運動として、空港反対運動を有利に展開するという目的だけで共有化された」だけで、現実に使っているわけでもないのだから、わずかばかりの金で奪い取っても、、問題ないんだというのです。
■さらに原告・千葉県側は、「空港反対運動のため」の一坪共有地を勝手に処分させておきながら、「共有物の分割は当事者の希望が対立する」とか「共有である以上、共有権の制限は当然」と屁理屈をつけて、全面的価格賠償方式でやらせろと主張しているのです。
■明日の裁判闘争は、ごう慢不遜な千葉県の主張に対して、三里塚闘争の大義をたたきつける闘いです。と同時に、明日の裁判長は、天神峰現闘本部裁判で再度忌避をたたきつけた仲戸川隆人裁判長です。不当な訴訟指揮を絶対に許さない傍聴闘争が求められています。皆さん、ぜひ明日の裁判傍聴に駆けつけて下さい。


  

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  • 鈴木さんの一坪共有地裁判