萩原進事務局次長の著書『農地収奪を阻む』の出版記念会盛大に

御礼の挨拶に立った萩原進事務局次長と静江さん
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■11月24日、萩原進事務局次長が出版した『『農地収奪を阻む――三里塚農民43年の怒り』の出版記念会が、千葉市DC会館で行われました。反対同盟の北原鉱治事務局長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、関西実行委員会の永井満代表、動労千葉顧問の中野洋さん、同委員長田中康宏さん、群馬実行委員会の青柳晃玄さんら、錚々たる人士が呼びかけた記念会には100人になろうとする労農学が集まり、萩原さんの本の出版を祝いました。

■主催者である編集工房朔の三角忠さんからは、「今月半ばに2刷り(増刷のこと)を行ないました。これは朔としても初めてのことで、うれしく思っています」と本の注目度が高いことが報告されました。
■呼びかけ人各位からそれぞれお祝いの言葉が進さん・静江さん夫婦に捧げられました。「市東さんの農地取り上げに反対する会」の井村弘子、坂本進一郎共同代表からもそれぞれ祝辞がありました。北総の米農家で、本の中の鼎談にも登場する小川浩さんは、農業・農民切り捨ての現状と闘う拠点として、三里塚しかない、という切実な訴えがなされました。
■最後に「御礼のあいさつ」に立った萩原事務局次長は、「この書を紙の弾丸として活用してほしい。支配階級がぐらぐらとなっている今、三里塚を今こそ労農反乱の砦として、勝利に向かって進もう」と檄を発しました。静江さんも発言を求められ「私の発言はプログラムにはなかったはずなんですけど」と“抗議”しつつ、「この本には三里塚闘争の奮闘が書かれていますが、その行間も汲み取ってほしい」と、婦人行動隊の苦闘を絶妙の表現でアピールし、盛大な拍手を浴びました。
■ともに闘う皆さん。『農地収奪を阻む』を武器に全国津々浦々に三里塚闘争を広めよう。


花束を受け取る萩原さん夫婦


現場で本を購入した参加者にせがまれ、流行作家なみに、つぎつぎと著書へのサインをする萩原さん

  

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