●12・8市東さん耕作権裁判の弁論に集まって下さい

■12月8日(月)午前10時30分、千葉地裁405号法廷で市東さんの耕作権裁判の第9回弁論が行なわれます。千葉地裁を包囲する大結集をお願いします。
■2003年の12月に国土交通省・空港公団(当時)は、反対同盟の一坪共有地を強奪するのに初めて民法に訴えてきました。それ以来、天神峰現闘本部、市東孝雄さんへの2つの裁判(空港会社提訴のもの)、鈴木幸司・いと夫妻名義の一坪共有地強奪、と空港会社、千葉県は、民法、農地法を使った農地強奪攻撃を強めてきました。
■三里塚43年の闘いによって1993年6月に土地収用法(事業認定)が最終的に失効したために、権力側は農地を暴力的に奪う手段をなくしました。
2002年に暫定滑走路を開業しても抵抗闘争を頑強につづける反対同盟に対して、手段に困った国交省・公団は、千葉地方裁判所を千葉県収用委員会の代替機関として悪用するという暴挙にうったえてきたのです。

■それ以降、裁判闘争が三里塚現地闘争と一体の重要な闘いの場になったのです。しかも、「司法改革」の名の下に裁判迅速化法が2003年に成立したこととあいまって「民事は一審を3年で終了する」ことが裁判官にとっての“義務”になったのです。
■天神峰現闘本部裁判で仲戸川隆人裁判長の拙速審理との激突がつづいているのはそのためですが、12月8日の市東耕作権裁判も提訴から2年をすぎ、菅原崇裁判長が、仲戸川と同じような早期結審策動をあからさまにしてくることが十分予想されます。その意味からも大結集をあらためて訴えます。
■弁論の中身は、市東さんの側から、下の写真にあるAの畑について、孝雄さんの父である市東東市さんが、遅くとも1972年に、旧地主・藤崎政吉了解のもとに耕作を開始し、1992年に賃貸借権を時効取得した経緯を展開し、主張します。
■結集をお願いします。


             記

●市東さん耕作権裁判、第9回弁論
●12月8日(月)午前10時30分 千葉地裁第405号法廷

●傍聴券抽選のため、午前9時30分に集まって下さい。

★弁論、報告会終了後、「市東さんの農地取り上げに反対する会」による勉強会が行なわれます。都合のつく方はこちらへの参加も呼びかけます。

  

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