●『蘇る労働組合』(中野洋・動労千葉顧問著)の出版記念パーティーが大盛況

――反対同盟も参加し連帯の祝辞

花束、記念品の贈呈に応える中野洋さん
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■12月23日、千葉市のDC会館で、動労千葉顧問・中野洋さんが書いた『蘇る労働組合』の出版記念パーティーが開かれ、反対同盟から北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、市東孝雄さんが参加して、お祝いを述べました。

北原事務局長の音頭で「カンパイ」
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■北原事務局長は、動労千葉の三里塚ジェット闘争をめぐって、「拒否から阻止へ」の過程で起きた厳しい論議の一端を紹介しつつ、三里塚と動労千葉のきずなを語り、乾杯の音頭を大きな発声で行いました。

あいさつする萩原進事務局次長と市東孝雄さん
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■萩原事務局次長は、三里塚労農連帯を貫いてきた動労千葉とその闘いを指導してきた中野さんの功績を称え、次は「労働者と農民の問題を著書にまとめて下さい」としめくくりました。市東さんも三里塚に1999年に帰ってきた直後に中野さんから激励された言葉を披露して、場内を沸かせました。
■呼びかけ人を中心とする多数の人士、労働者、学生が発言を行った後、中野さん本人が御礼のあいさつに立ちました。「13年前にこの本の旧版を出した時は、日経連の『新時代の日本的経営』報告が出され、資本攻勢が強まる嵐の時期の始まりだった。しかし、今日の金融大恐慌に始まる情勢は、当時では想像もできないような激しいものであると同時に、資本主義の終わりの始まりを誰にも実感させるものとなっている。労働者にとってこれほどのチャンスはない。この本が労働者の闘いの前進の導きの糸となれば、これにすぐる喜びはありません。労働者が権力を取る日を実現しよう」と延べました。

  

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