●各地の旗開きに参加し、09年の奮闘を誓う

■千葉市DC会館で開かれた1月10日の動労千葉の団結旗開きには、萩原進事務局次長が参加しました。萩原さんは「三里塚の空港はもう体をなさないぶざまな空港。北に北にと2度も延伸したけど、もう別の空港のようなもの。暫定滑走路だけじゃなく、三里塚43年の闘いで空港全体を廃港に追い込む」ときっぱり。そして「労農市民の大合流を実現し、農民総体の決起を実現する。300万農民に、反対同盟に加入してもらう。09年を勝利の年に」とあいさつしました。

■旗開きには例年にも増して多くの組合員が結集し、また1月1日付で結集した新組合員を始め、6人の平成採組合員も勢ぞろいして決意を表明しました。
■あいさつに立った田中康宏委員長は、「09春闘は、労働者の未来を決する重大な春闘だ。これほどの情勢は、戦後の一時期を除いて初めてだ。あらゆる職場からストライキをまきおこそう。動労千葉はその先頭でストライキに立ち上がる」と決意を表明。さらに、「動労千葉はライフサイクル絶対反対、対象となる組合員の配転阻止を掲げ、ストライキを配置して闘うことを決定した」と報告しました。
■この他、動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士ら多くの来賓、共闘団体、支援する会の仲間もかけつけ、ました。最後に、各支部代表、平成採の青年組合員が前列に勢ぞろいして決意を表明し、長田敏之書記長が「今日の旗開きは闘争宣言の場。ライフサイクル粉砕にむけて闘う」と宣言しました。


■1月12日の都政を革新する会の新年旗開きには、市東孝雄さんと萩原富夫さん参加しました。市東さんは「08年は、開港30周年キャンペーンの攻撃で逆に成田が欠陥空港であることを暴露した」と暴きました。さらに、2月3日に新たに始まる農地死守裁判をふくめた三つの裁判闘争を説明して「土地を守り抜く」と決意を力強く表明し、「野菜を作りながら空港反対闘争を続けていく」と宣言しました。萩原富夫さんは、市東さん裁判への大きな支援を訴えました。
■90人あまりの参加者の中で、 都政を革新する会代表の長谷川英憲さんが年頭のあいさつにたち、「09年たたかいの展望」として北島邦彦区議が報告を行いました。北島区議は「労働者が団結して闘う中にこそ展望がある」と訴え山田区政打倒へ「丸ごと民営化」と真っ向から闘うことを表明ししました。
■動労千葉特別執行委員の滝口誠さん、東京西部ユニオンの吉本伸行委員長からの発言の後、全員で力強く団結ガンバローを行い、熱気あふれる中で旗開きを終了しました。


■1月12日、神奈川県相模原市の婦民会館で婦人民主クラブ全国協議会の旗開きが行われ、反対同盟から鈴木いとさんが参加しました。いとさんは「明けましておめでとうございます。三里塚への変わらぬご支援ありがとうございます。今年はいよいよ正念場を迎えます。私たち反対同盟も市東孝雄さんとともにがんばりますのでよろしくお願いします」と決意表明し大きな拍手を受けました。
■20余名が参加した旗開きでは、西村綾子代表、動労千葉家族会、全国労組交流センター女性部会ほか共闘の人々も参加して意気高く、和気あいあいと行われました。闘病中の北富士の天野美恵さんからは「最後までがんばるべし」の檄が寄せられました。

  

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