- 2010年3月22日 09:14
3月20日、東京都内で開かれた労働者集会(「イラク反戦7周年全世界一斉デモ、ワーカーズ・アクションin渋谷」)に北原鉱治事務局長、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加。連帯のあいさつをおこなった北原事務局長が、目前に迫った3・28全国総決起集会への結集を訴えました。
イラク反戦7周年の集会ということもあって、北原事務局長は成田空港の軍事基地化に言及。
「有事の際には50万の米軍が軍事基地的成田空港を使い、各港湾、米軍基地、自衛隊基地に配属される。今の成田空港を見てもわかるようにしゃにむになりふり構わず建設を進めてきております。これは重大なことではないでしょうか。日本列島は有事の際には全島が基地と化すということです」「今日ここに集まった皆さんが『私がやらなくても誰かがやってくれるだろう』とそういう願望はもう捨てましょう。ひとりひとりが立ち上がって動かなければ、これからの将来はないっていうことです」と檄を飛ばしました。
そして決戦を迎えた三里塚攻防について「あの成田空港のぶざまな姿をいっぺん見て下さい。44年前の事業計画とは全くほど遠い存在になっております。なぜ完全空港にならないのか。力によって建設されてきた空港であったからです」「3月16日、成田市によって(団結街道の)廃道が決定されました。そこには人が住んでいる。親子3代農業を続ける市東孝雄という農民がいます。この人間を空港の中に囲い込んでしまう。これが人間のすることなのか! 正義の抵抗権がここに生まれるわけです」「3月28日、全国集会を現地で開催します。どうか多くの労働者の皆さん、未来を背負う学生諸君、まず三里塚に集まってもらいたい」と訴えました。
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