- 2011年1月18日 23:23
2011年の裁判闘争の口火を切って、1月24日、市東さんの耕作権裁判第18回口頭弁論がおこなわれます。傍聴闘争への結集をよろしくお願いいたします。
裁判は、今回も空港会社が「不法耕作地」と決めつける畑の位置特定の問題が争点です。
空港会社は、事実を求めて繰り広げる弁護団の追及から逃げ回るばかり。唯一の拠り所とする手書きの「藤崎メモ」はズサン極まりないもので、証拠たり得ません。
「藤崎メモ」が書かれた8ヶ月前、当時、強制収用準備のために空港公団(当時)が収用委員会に裁決申請した市東さんの耕作地は、「藤崎メモ」に記された場所と全く違っています。この矛盾を空港会社は何ら説明できません。
事実はどうなのか。当時の用地交渉記録を見れば一目瞭然のはずです。ところが空港会社は「当時の担当者が死亡したからわからない」などと、とんでもない逃げ口上を述べています。
他の裁判で、当時の同様な記録の存在が明らかにされています。重要な用地交渉の記録や報告書がないはずはありません。白石史子裁判長は「もし出せるなら提出して下さい」などと、空港会社に救いの手をさしのべています。
逃げ回る空港会社を徹底的に追いつめ、真実を明らかにし、不当な農地取り上げ策動を打ち砕いていこうではありませんか。
切り回し道路への切り替え=第3誘導路工事の本格化攻撃と闘う現地攻防と一体の闘いとして、全力で裁判闘争を闘いましょう。
■耕作権裁判第18回口頭弁論
日時:1月24日(月)午前10時30分
場所:千葉地裁601号法廷
※なお、傍聴券の抽選がありますので、午前9時30分までに集合して下さい
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