岩山記念館周囲のフェンス張り弾劾！

　成田空港会社は、６月２０日より岩山記念館とそこに通じる道路をすっぽりと鉄板フェンスで囲む工事をおこなってきました。岩山記念館を袋小路にするだけの全く意味のない工事であり、許せません。
　現在、記念館の周囲では、新たな進入灯設置のためと思われる整地作業が続いています。
　成田空港のＡ滑走路（４０００ｍ）は、滑走路南端から８００ｍに位置する記念館の存在によって、南側の進入灯を計画通りに造ることができず、実際には３２５０ｍし使えませんでした。
　ところが航空機の性能向上によって、国の進入灯設置基準が９００ｍから７２０ｍに変わったとして、７５０ｍの進入灯を造り、４０００ｍ滑走路として運用できるというのです。
　「技術の向上」を理由にして安全基準を緩和することが、どれほど危険な事故を引き起こすでしょうか。これはずっとウソを言い続けてきた原発の安全神話にもつうじるものです。
　デタラメな進入灯設置と意味のないフェンス張り弾劾！これは岩山記念館の破壊・撤去を策動するものにほかなりません。
　東京高裁における仮執行宣言つき判決で、天神峰現闘本部の破壊・撤去を許さない闘いが決戦に入りました。成田空港会社の焦りにかられた攻撃を打ち砕くために、全国の皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。