「国策」との闘い－連帯を深める

―６・２２三里塚・沖縄集会

　６月２２日、「市東さんの農地を守る沖縄の会」と三里塚反対同盟共催による「６・２２三里塚・沖縄集会」が那覇市の船員会館でおこなわれました。昨年に引き続く集会に、今年は反対同盟から市東孝雄さんと萩原富夫さんが沖縄に赴き、闘いの交流を深めました。
　サンシンの演奏に始まった集会は、最初に去る１月７日急逝した故・鈴木謙太郎さんを偲んで黙祷。そして昨年の三里塚・沖縄集会での謙太郎さんの発言と、今年の３月集会での鈴木加代子さんの発言をまとめたDVDの上映をおこないました。

　知花昌一さんの主催者挨拶に続き、市東孝雄さんと萩原富夫さんが三里塚の現下の闘いについて報告。裁判の現状や第３誘導路の工事など緊迫した状況について、沖縄との連帯の気持ちを込めながら語りました。
　続いて関西実行委や市東さんの農地取り上げに反対する会の連帯のあいさつ、そして福島からのメッセージと報告がなされました。
　沖縄からは、高江オスプレイパット建設阻止の闘い、辺野古新基地建設阻止行動、オスプレイ普天間配備阻止行動など沖縄県民の怒りを体現する報告がおこなわれました。
　集会全体を通して、福島－沖縄－三里塚をつらぬく「国策」の本質が暴き出され、これをうち破るために、闘いの現場が繋がり合い、ともに闘う連帯をうち固めました。