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証人隠しの不当な訴訟指揮に裁判官忌避たたきつける

  • Posted by: doumei
  • 2012年9月16日 21:23
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  9月10日、市東さんの行政訴訟・農地法裁判が千葉地裁で開かれ、元千葉県農地課長・渡辺清一証人に対する尋問がおこなわれました。

 渡辺証人は市東さんの農地の解約手続きを執り行った責任者ですが、弁護団の尋問に対し、「基本的要件を審査しただけ」と言い逃れをするばかり。およそまともな「審査」など行われなかったことが浮き彫りになりました。
 「契約地と耕作地が違うことはあり得る。書類が揃っていれば問題ない」という渡辺証人に、市東さんが直接尋問。「紙の上だけで決められることか。自分は命かかってるんだ」と迫力の追及。 「NAAだけを信用して、一切調査をしないのはどういうことか」と迫りました。NAAの言いなりになる千葉県の姿勢を明らかにしていく鋭い尋問が、3時間を超えておこなわれました。
 証人尋問終了後、次回10月15日の石指雅啓証人(当時、運輸省成田空港課長)への尋問をあくまでテレビ会議(ビデオリンク)方式で強行しようとする多見谷裁判長以下3人の裁判官に対して、弁護団は忌避を申し立てました。
 石指証人に対する尋問をビデオリンクでおこなわなければならない必要性はありません。「海上保安庁の要職にあり、緊急時に備え神戸を離れられない」ということを理由にしていますが、「ならば神戸地裁の法廷で公開尋問を」という弁護団の申し入れも却下。証人隠し以外の何ものでもありません。
 裁判官忌避で裁判の手続きはいったん停止しますが、千葉地裁は強引に「国策裁判」として進行する姿勢を如実にあらわしています。不当な訴訟指揮を許さないために、さらなる傍聴へのご参加を!

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