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成田の軍事使用拡大を許すな!

  • Posted by: doumei
  • 2013年12月 4日 23:59
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 11月27日、グアムの米アメリカ空軍アンダーセン基地から成田空港に向かっていた米軍チャーター機デルタ航空8821便ボーイング767型機が、「油圧系統の不具合」では同8時40分ごろ、成田に緊急着陸したとの報道がなされました。同機は日本時間の同5時10分ごろ、アンダーセン基地を離陸。航空機自体を運ぶための飛行で、乗員12人が搭乗、乗客は乗っていなかったといいます。
一見、民間機の飛行に見えますが、このデルタ機は事実上の軍事飛行です。アメリカ軍は「民間予備空輸隊(CRAF)」という民間機動員制度をもっており、アメリカの主要航空会社はすべてこの軍事動員に組み込まれています。1990年の湾岸戦争では、「砂漠の盾作戦」において世界各地より中東へ輸送された兵員のうち3分の2、空輸貨物のうち4分の1を担当しました。イラク戦争時にも動員されています。
 

  「緊急着陸」などと言っていますが、元々の飛行先が成田空港であったことが判明しています。今回のデルタ航空機は、このCRAFによって飛行してきたものと見てまちがいありません。緊急でなくても成田の軍事使用が前提とされていたのです。
これは氷山の一角です。自衛隊のPKO派兵でも軍服を着たままの成田空港使用が常態化しています。
私たちの知らないところで今回のような軍事使用が日常的に行われている――こうした動きと、現代の治安維持法・秘密保護法制定に突き進む政治は一体です。成田の軍事使用粉砕の闘いを強め、秘密保護法絶対反対の声をこの成田からもあげていきましょう。  

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