- 2014年6月 4日 22:59
怒りの声を上げ、計画段階で阻止しよう
新たな農地強奪・住民追い出し許すな!
6月4日、支援連絡会議は京成成田駅頭でビラまき街宣をおこない、第3滑走路を怒りを込めて弾劾しました。
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成田市商工会議所を中心に設立された「成田第3滑走路実現する会」を怒りを込めて弾劾します。
4月30日に開かれた設立総会では、「結果として騒音に苦しむ人もいる」(池内富男会長)と認めながら、「羽田の増強で成田が置いてけぼりになる」と地元利権屋の危機感をあらわにしているです。金もうけのために住民に犠牲を押しつけて、成田空港の延命を図ろうとする愚策です。
この動きに合わせ、様々な形で第3滑走路が喧伝されています。
5月17日付けの新聞は、首都圏の空港拡大について、国土交通省が「成田で3本目、羽田で5本目の滑走路」案(右図参照)を提示し、周辺自治体や航空会社などと協議に入ると報じました。
財団法人の運輸政策研究機構は、第3滑走路について3つの案を示していて、空港南部の芝山町に新たに3500mの滑走路を造る案すらあるのです。
地元住民を何らかえりみることなく、計画をあれこれするやり方は、48年前の閣議決定と同じです。
成田空港は、建設にあたって力による農民追い出しをくり返してきました。現在行われている市東孝雄さんの農地取り上げのたくらみは「強制収用」そのものです。都心から70㌔の「内陸空港」という致命的欠陥を問わずに、再び強制立ち退きの愚行を行おうというのが「第3滑走路計画」です。
おびただしい数の地元住民を再び強制的に追い出し、農地を奪い、騒音地獄をいっそう拡大する「第3滑走路」の暴挙を許してはなりません。
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