- 2015年1月13日 20:40
―市東孝雄さんの発言(団結旗開き)
皆さん明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな闘いの中、援農、裁判の傍聴、署名運動と、本当にありがとうございました。反対同盟は、萩原進さんの遺志を継ぎ、1年間、「霞ヶ関に攻め上る」ということを合言葉に闘いきりました。そして、高等裁判所を取り囲み、警視庁の前を歩く画期的なデモを勝ちとりました。3月には初めての東京集会と、いろいろな意味で「東京」ということで昨年はやりましたけど、現地は現地でやらなければ、やっぱりひとつの闘いとしては勝てないと思います。そのためにも一斉行動を2年間、やり続けています。
11月のシンポでの松井先生の話にもありましたように、騒音は音だけでないと。健康被害があるということを、地域住民に同盟ニュースを通じて、いろいろ説明していきたい。ただ空港が出来るだけで住民に何の還元も無いんですね。それでもなぜ空港を造るのかというと、安倍政権の「戦争が出来る国」ということがあります。そのためには、これだけ航空需要が落ちているにもかかわらず造るということは、その先に軍事空港ということがあるからだと思います。ですからそのことで、国は今年あたり動くと思います。それと同じように第3滑走路という問題が浮上していますけど、これも絶対に許すわけには行きません。
安倍政権は、労働者も農民も本当に生きていけない世界に追い込み、格差をどんどんつけています。こういうことは絶対に、私たちが一丸となって止めなければいけない、そういう時代にきていると思います。これからも、動労千葉を先頭とする労働組合、市民運動、そして沖縄‐福島‐三里塚とひとつの闘いとして、そのためにもまず三里塚で勝ちましょうよ。勝たせてください。そのために、三里塚とともにいろいろな形で手を取り合ってやっていただきたいと思います。ですから皆さん、これからも本当に力を貸してください。そして一緒に闘いましょう。
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