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新やぐら裁判を一大裁判闘争に

  • Posted by: doumei
  • 2015年2月 7日 23:37

  2月12日の一坪共有地裁判に引き続き、2月16日、千葉地裁601号法廷で新やぐら裁判(民事第2部・岸日出夫裁判長)がおこなわれます。

  成田空港会社(NAA)は、1988年、市東さんに黙って畑の底地を違法に買収したうえで、2003年になって突然「小作権を解約して農地を引き渡せ」と明け渡しを求めてきたわけですが、その中には天神峰のやぐらや大看板が含まれています。
 控訴審を闘っている行訴・農地法併合裁判で、NAAは市東さんに撤去を求めていますが、やぐらや看板は反対同盟の所有物ですので、市東さんに対して起こした裁判で撤去しようというのは筋違いです。
 それをはっきりさせるために反対同盟が起こした裁判が、3月24日に判決を迎える天神峰やぐら裁判(民事第3部廣谷章雄裁判長)です。
 NAAは事実関係で争うことを放棄し、「請求の却下を求める」という姿勢をとってきました。しかし、弁護団の追及で、裁判長からも「所有権については争わないということでいいのか」と問いただされ追いつめられると、同盟所有を認める態度に一変。反対同盟の所有を開き直り的に認めた上で、あらためて「撤去」の判決を出させようと、昨年10月10日付で、反対同盟を相手に「やぐら、看板の明け渡し」を求める新たな裁判を起こしてきたのです。
 
 あらためてやぐらや看板の明け渡しを争うというのであれば、NAAの「底地(そこち)買収が無効であることから徹底的に追及しなければなりません。いずれ同じ岸裁判長のもとで再開されるであろう耕作権裁判では、NAAの農地買収過程に関わる文書提出拒否=文書偽造の問題もあります。農地明け渡し請求そのものの根本が揺らいでいるのです。新櫓裁判は「一から全面的に展開する」(弁護団)大裁判闘争です。
 
 皆さん、ぜひ傍聴にご参加下さい。この日の裁判は、いつもと違って午後1時30分開廷です。傍聴券の抽選がありますので、1時までにお集まり下さい。

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