6・15耕作権裁判闘争にお集まり下さい

  • 投稿日:
  • by
  • Category:

 2012年10月29日から、実に2年半も審理がストップしていた「耕作権裁判」の弁論が6月15日に再開されます。

 この裁判は、市東さんの耕作地の一部を、空港会社が「不法耕作」と決めつけ、明け渡しを求めている裁判です。しかし、不法耕作とされている畑は、市東家が代々耕してきた畑であり、空港会社(NAA)の位置特定はデタラメです。
 弁護団は、NAAが位置特定の唯一の証拠とする「同意書」「境界確認書」の作成経過や地主との交渉記録について文書の提出を求め、裁判所もNAAに対して文書提出命令を出しました。しかし、NAAはこの命令に従わず、提出を拒否したままで弁論の再開を迎えたのです。
 このことは、市東さんの署名や印鑑の偽造、旧地主である藤﨑の署名の偽造など、農地買収をはじめとしたあらゆる違法・無法をNAAが自認したに等しいことです。弁論再開後の攻防は、文字通りこれを確定づけるものです。
 NAAのあらゆる違法・無法の問題は、「契約畑」だとする場所の明け渡しを迫る農地法裁判にも同様にかかわる問題です。東京高裁・小林昭彦裁判長は結審を強行しましたが、およそ結審など論外であることがはっきりします。
 耕作権裁判に勝利し、控訴審結審の攻撃をうち破り、NAAの農地取り上げを阻止しましょう。
 反対同盟はその決意も固く、当日裁判前に集会・デモをおこないます。平日の午前中ではありますが、きわめて重要な闘いです。ぜひお集まり下さい。

<6・15闘争>
【場所】千葉市葭川(よしかわ)公園
 午前9時~集会
 午前9時20分~デモ行進

<耕作権裁判>
【法廷】千葉地裁601号法廷
 午前10時ごろ~傍聴券交付
 午前10時30分~弁論

トラックバック(0)