シンポジウムで市東さんが決意表明

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 11月23日、文京区民センターで、「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催したシンポジウムが開かれました。
 「憲法と農業──農民の人権は守られているか」と題して、憲法学の内藤光博教授(専修大学)の講演や鼎談が行われ、強制執行の違憲性を明らかにした上で、農業・営農権は憲法上の基本的人権として位置付けられるべきものとの意欲的な提起がなされました。(詳しくは市東さんの会のブログをご覧下さい)
 このシンポジウムで、市東孝雄さんが発言し、決意を述べました。以下、発言内容を紹介します。
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 皆さん、ごくろうさまです。今お聞きいただいたように、裁判がたくさんあります。私ひとりではとてもできません。裁判費用もだいぶかさんでおります。裁判基金を含めてご協力をよろしくお願いします。
 裁判は弁護士の方も言ったように、ここへ来て早く終わらせようという意図が見えるんですよね。そういうやり方は絶対に認めないと、弁護士や傍聴席の皆さんと一緒に頑張って、先日、次回の請求異議裁判を3月にまで延ばしました。
 傍聴席にいれば、「この裁判は絶対に勝てる裁判だ」と、皆さん、思うと思うんです。裁判で負けて土地を取られるっていうことは、私に農家をやめろということです。私が農業を続けるためには、どうしても皆さんの力が必要です。
 私はこれからも天神峰で一日でも長く自然体で農業をやりたいと思います。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

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