闘争宣言

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p180108_5.jpg 旗開きの最初に2018年の闘争宣言を発し、反対同盟の闘う決意を明らかにしました。

(写真は闘争宣言を読み上げる萩原富夫)

以下、掲載します。

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闘争宣言

 2018年反対同盟は、昨年の裁判闘争と現地攻防の勝利にふまえ、意気軒昂と新年の旗開きを迎えました。
 昨年を振り返るならば、一年後の本日、このような形で市東さんの農地を守れているとは想像できませんでした。旗開きから開始した決戦本部を中心にした天神峰結集運動の成功と、空港機能強化との闘いの大きな前進がありました。
 市東さんの農地強制収用を許さない「請求異議裁判」は、早期結審を許すことなく徹底審理を求めた攻防を貫き、年度内結審をぎりぎりのところで跳ね返してきました。いよいよ今年、裁判が正念場を迎えます。強制執行反対署名は、1万筆余りを提出していますが、次回3月8日提出にむけて現在2454筆を積み上げています。強制執行阻止を誓った昨年初めの決意に立ち返り、とことん署名を広げていきましょう。
 現地攻防の中では、毎月一斉行動(同盟ニュース配布)とリーフレット配布、説明会への宣伝活動、現地調査の案内、天神峰カフェをやりぬきました。そのなかでついに地域住民が組織をつくり、声を上げ行動を開始しました。地区ごとに開かれた空港機能強化説明会では、住民の怒りが爆発し「住民の理解が得られない」「見直しの見直しを求める」という事態が生まれています。住民生活を破壊し騒音地獄にたたきこむ空港機能強化案は、白紙撤回以外ありません。
 国益や企業利益を優先して、農業と地域に育まれてきた生活文化を破壊する経済優先の政治に未来はありません。地域に根差した運動を地道に展開し、農業と農村を守る地方からの反乱の狼煙を三里塚から上げていきたいと思います。
 3月が決戦です。まず空港機能強化粉砕にむけて3・4芝山現地闘争への決起を訴えます。この集会に対して芝山町長相川は、会場使用拒否という集会妨害に出てきました。しかしこれは空港推進派の悲鳴でしかありません。断固として集会デモを打ち抜き、芝山住民との合流を勝ち取りましょう。空港政策に対する怒りの爆発こそが市東さんの農地を守る力になります。続く3・8請求異議裁判闘争に総決起し、千葉地裁を圧倒しましょう。
 安倍政権は緊迫する朝鮮情勢を利用して、戦争準備と改憲へと進もうとしています。歴史を画するこの時、戦争に反対し52年「国策」を阻んできた三里塚は、これと対決する大きな一翼です。その自負を持って、現地攻防に勝利し全国の闘いと結ぶべく、4・1全国総決起集会を開催します。
 沖縄をはじめとする反戦反基地闘争を闘い、福島と連帯し反原発・再稼働阻止へ闘いましょう。天皇代替わりキャンペーンを粉砕し、改憲阻止、朝鮮戦争阻止の大闘争へ共に闘いましょう!

2018年1月8日   三里塚芝山連合空港反対同盟

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