判決を前に思いを語り合う~天神峰カフェ

  • 投稿日:
  • by
  • Category:

p181216_1.jpg

p181216_2.JPGp181216_3.JPGp181216_5.jpg

p181216_6.jpgp181216_7.jpgp181216_8.jpg

 12月16日、決戦本部(市東さん宅離れ)で天神峰カフェを開きました。
 今月はこの後、23日にもカフェを予定しています。20日の請求異議裁判判決が予断を許さない状況下で、現地結集を強めようというものです。
 この日はカフェに先立ち、10時から現地の仲間が集まって、草刈りや竹切りなど天神峰農地周辺の片付けを行いました。
 正午には、東京や千葉など各地から17人が集まって、この日のカフェがスタート。
 まずは、市東さんの畑で採れた野菜をいただきながら、みんなで昼食をいただき、食後に自己紹介をしあって交流を深めました。
 参加者はその後、現地調査や作業に分かれて行動しました。
 作業班は、強制執行の対象とされている離れや作業場など、すべての建物の屋根にたまった落ち葉を払い落としました。
 現地調査の方は、第3滑走路予定地を北から南へ端から端までまわって、破壊される地域の広さを体感しました。
 午後3時過ぎ、再度決戦本部に集まってお互いに感想を述べ合い、この日のカフェを閉じました。

 集まった皆さんの感想を一部紹介します。
伊藤信晴「三里塚は裁判だけに依拠して闘っているわけではない。全国の皆さんに依拠しながら、我々自身の力で事態を切り開いていくのが三里塚の思想だと思う。20日の判決がどうであろうと、52年間の歴史を踏まえながら、全力でやっていきたい」
「天神峰カフェで、何度か周辺地域を案内してもらったが、今日は初めて第3滑走路予定地を北から南の端から端までまわって、その広さを実感した」
「周辺住民の思いに触れて、空港が物理的にできるできないというより、人の悔しさとかつぶされないこと、住民のほんのちょっとの悔しさ、ものすごく大きな怒り、これらをあわせてひとつにしていくことが三里塚に勝利することだと感じた」
○「ここをきれいにして、決戦前のすす払いという感じで決意を新たにした」
○「この離れも建てて20年くらい経つと思う。今日きれいにしてここを守っていきたいと思った」
○「何やってるんだろうかと野次馬が集まるくらいまで運動を広げて行こう」
○「現地のこうした空気を一緒に吸っていることが大事。ふらっと来てふらっと帰れるような雰囲気をもっとつくっていく」
○「沖縄だってあれだけ県民が反対して憲法違反なのに強行している。20日にどんな判決が出ても関係なく応援し続けたい。」
太郎良陽一「とにかく強制執行ということになれば、沖縄を超えるような闘いをやる、体を張った実力での闘いを実現するために、『いざ決戦へ』と呼びかけ、ともに頑張っていきたい」

トラックバック(0)