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10・10全国総決起集会:集会宣言

  • Posted by: doumei
  • 2010年10月12日 22:03

 恐慌の中で、戦争の危機が切迫している。釣魚台をめぐる領土略奪と中国敵視、排外主義があおられている。「新安保懇」が非核三原則の撤廃と武器輸出、集団的自衛権を打ちだして、戦争のできる国へと道をつけた。
 大阪地検特捜部の証拠改ざんという検察による罪のねつ造! おどろくべき腐敗と権力犯罪が明るみに出た。
 なによりも国の借金1000兆円! 首切り、賃下げ、非正規雇用が広がり、生きることのできない社会の姿が浮き彫りになった。日本経団連と農水省の農業つぶしが農家を追いつめている。菅民主党政権は、この危機の狭間で迷走しながら攻撃を激化させている。
 破たんのしわ寄せを働く者に押しつけて、財界(資本)だけが生き残る! その行き着く先は中国・朝鮮・アジアヘの侵略と戦争だ。東アジア共同体構想とFTA(自由貿易協定)による農業市場の開放と航空インフラの強化がもたらすものは、農業つぶしとアジアからの食料収奪だ。
 三里塚は農地を武器に、「国策」と闘ってきた。そして今年、市東孝雄さんを先頭とする実力決起で闘いは新たな段階に入った。市東さんの農地取り上げは、日本農業の縮図である。
 見よ! 空港のぶざまな姿を。ハブ(基軸)空港からの陥落で、空港会社は3本目の誘導路建設と離着陸30万回化にやっきとなっている。反対同盟はこの攻撃を敢然と迎え撃つ。
 釣魚台問題で強まる名護新基地反対闘争に対する破壊攻撃を、沖縄県民とともにうち砕こう。労働者・農民・学生、市民が全世界で闘いに立ち上がっている。これこそ時代を変える力だ。「労農同盟」の旗の下、4・9政治和解と闘う動労千葉や国鉄労働者を先頭に、JR東日本の農業・農民つぶしの攻撃を共同闘争で粉砕しよう! 11・5現闘本部裁判控訴審闘争に決起し、来春3・27全国集会の大結集を闘いとろう!

2010年10月10日

三里塚芝山連合空港反対同盟
 

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