●二期工事の違法を暴く――二期工事差止訴訟控訴審・第6回公判

清水和邦教授(福井県立大学)が証言予定

■二期工事差し止め訴訟控訴審の第6回公判が11月28日15時から東京高裁第16民事部において行われます。今回は、前回の反対同盟事務局次長萩原進さんの証言に続いて福井県立大学の清水和邦教授(法社会学)が証人として出廷します。清水教授は、二期工事を強行した空港建設によって農民がたたき出され大騒音に叩き込まれて、営農や生活が破壊され村落共同体が破壊された実態について証言される予定です。
■この裁判は、千葉地裁の一審だけで昨年まで20年間にわたって闘われ、今年で21年目に突入しています。今なお成田空港の完成を阻止し、40年間にわたって国策を阻み続ける三里塚闘争は、政府・成田空港会社を窮地に追い詰めています。暫定滑走路建設を強行し、民家の40メートル上空飛行という国家犯罪を犯し続け、大騒音とジェット排ガスを直撃させて農家を叩き出そうとした政府の思惑は外れました。
■追い詰められた国交省・NAAはさらに北側に320メートル延長する工事を強行し、大型のジャンボ機を飛ばして追い出そうとしているのです。反対同盟はこのような理不尽に負けません。裁判の傍聴を宜しくお願いします。

  

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