●反対同盟の年頭アピール

■全国の労働者・農民・学生・市民の皆さん。2007年はまごうかたなき改憲攻撃との決戦の年となりました。日米政府は、成田空港をはじめとする日本中の空港や港を基地にして、朝鮮半島で戦争を始める準備を進めていることを公言しました。そして安倍政権は年頭から「改憲」を宣言しました。戦争を永久に放棄した戦後憲法9条を廃止し、日本がふたたび戦争の道に深々とのめり込むのか否か。最後の分かれ道が迫っています。
■そして今年は三里塚闘争40年の闘いに決着をつける決戦の年となるでしょう。市東さんの農地をめぐる裁判、東峰の森伐採をめぐる緊迫した攻防は、年初から時を置かずに始まります。戦争の道か、それとも新しい人民の時代を開くか。二つの決戦は同じ闘いの両面をなしているのだと感じます。
■動労千葉をはじめ、三里塚とともに闘ってきた全国の労働者、農民、学生たちも、例外なく抜き差しならない決戦の渦中にあります。なぜか? ここに時代の行方を決する闘いがあるからです。時代を変える担い手は私たち自身です。すでに決戦はあらゆる現場で始まっているのです。
■皆さん! 私たち三里塚・芝山の反対同盟は、安倍改憲政権を倒すための労働者・農民・学生の固い団結と連帯を心から訴えます。市東さんの農地を守り抜き、暫定滑走路「北延伸」を阻止する闘いは、すべての皆さんの闘いと完全に一体です。反対同盟は何があろうと一歩も退かない覚悟です。安倍政権を倒そう! 戦争は許さない! 改憲を阻止できる闘いの力を何としても作り出そう! 私たちの目標は鮮明ではありませんか!
■働く者に希望を! 耕す者に権利あり! 労働者と農民の団結が創り出す新しい時代へ力強く前進しよう! 日・米・韓国際連帯のさらなる発展を実現しよう! すべての仲間の皆さんと力を合わせ、三里塚暫定滑走路の閉鎖を闘い取ろう!

2007年1月1日           .

三里塚芝山連合空港反対同盟

  

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