●3・8国際婦人デー集会で宮本麻子さんがアピール

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国際婦人デー集会で発言する宮本麻子さん

■「こんな世の中もう許せない! 私たちが革命をおこそう 仲間をつくろう 団結しよう」を掲げた2007年3・8国際婦人デー集会が3月11日、東京・文京区民センターで行われ、婦人行動隊から宮本麻子さんが参加しました。
■会場を埋める多数の参加者が印象的でした。
■「国際法廷 軍隊慰安婦」のビデオ上映、開会あいさつの後、「日の丸・君が代」の被処分者から八王子東養護学校の河原井純子さん、三浦半島教組の佐藤江都子さんが発言。歌、医療労働者からの呼びかけがつづきました。
■そして、リレートークの最初に宮本さんがアピールを行いました。宮本さんは、「本日はさまざまな場所で戦っている女性の皆さんの集まりに参加でき、発言の機会をいただきありがとうございます」と切り出しました。そして彼女自身果樹農家の出身であること、三里塚闘争の正義性に強く引かれて現地に嫁いだことなど、個人史を紹介しました。
 三里塚の現局面の話に入り「今、三里塚では、敷地内天神峰部落で農業を営む市東孝雄さんの畑が、こともあろうに、農業・農民を守るべき農地法によって取り上げあられようとしています。こんなことを黙って許してはならないと思います」「今この攻撃をかけてきたのは、反対同盟つぶし、農業破壊なのです。、人間の生きる糧、生命の源である農業などどうなってもいいという攻撃です」と市東さんへの耕作権取り上げ攻撃を強く弾劾しました。
 さらに、「『市東さんの農地取り上げに反対する会』のもとに多くの方々の賛同が集まり、市東さんの耕作権を守る運動が拡大しています」「市東さんを支え、裁判闘争に勝利するためご協力をお願いします」と訴えました。そして米軍による成田空港の軍事基地化の動きが迫っていることにも警鐘を鳴らしました。
 宮本さんは最後に「正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると言い切り、人が人として生きていける社会を作るため、皆さん、共に闘いましょう」「3・18は反対同盟も世界の人びとと連帯し、憲法改悪に反対し戦争を止める日比谷集会に結集します」「25日には今までを倍する参加人数で国家権力に目にものを見せてやろうではありませんか」としめくくりました。
■この後、集会は動労千葉家族会、「つくる会」教科書採択に反対する親の会、介護保険制度に反対し公的介護福祉を求める女たちの会、派遣労働者、不当解雇と闘う労働者、自治体労働者、学生の皆さんが安倍政権と闘う決意を表明、世の中を変えようという熱気であふれました。
■最後に行動提起を受け、参加者一同、「君が代・日の丸」不起立の卒・入学式闘争から、3・18反戦集会、3・17・18動労千葉ストライキ支援、国民投票法阻止国会闘争などに連続して決起し、とりわけ3・25三里塚全国集会をみんなの力で成功させようと誓い合いました。

  

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