●北原事務局長、動労千葉のスト突入集会で熱烈なアピール

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スト突入集会で挨拶する北原事務局長

■3月17日、千葉市文化センターで行われた動労千葉のスト突入集会に北原鉱治事務局長が参加し、連帯のあいさつを行いました。
■北原さんは「生きる権利を守るために41年間闘いつづけている三里塚から、動労千葉の仲間に熱いエールを送ります」とまず呼びかけました。「大いにストをやってもらいたい。動労千葉のストライキは自分の職場と権利を守る闘いであると同時に、運転保安を守る闘いなんです。つまり、われわれ乗客が尼崎事故のような危険な被害にあうことから、守ってくれる闘いでもあるわけです。JRはどんどん駅を無人化し、10人の仕事を2人でやれというようなとんでもない合理化をしています。これに対してストライキで立ち向かうのは当然だと思います」とつづけました。そして「三里塚は動労千葉の労働者と車の両輪として共に闘ってきて本当によかったと、心の底から言うことが、今できます」「17日から19日までの3日間のストライキを断固闘い抜いてほしい。われわれも共に闘う。3・25で会いましょう」としめくくり大きな拍手に包まれました。
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挨拶する北原事務局長


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動労千葉のスト突入集会

■集会場には、攻撃の焦点である館山、木更津を中心に、場外にあふれ出る組合員が結集、圧倒的な熱気に包まれていました。集会は君塚正治副委員長の開会あいさつで始まりました。つづいて田中康宏委員長が提起を行いました。「館山運転区、木更津支区が明日廃止になる。悔しさでいっぱいだ。しかし、館山支部・木更津支部はこの9カ月間、一糸乱れぬ団結でやれることを全部やってきた。その奮闘する姿に感動している。だから本部は、思い切った戦術をもって、JR当局と闘いぬくことができた。その結果、人事異動では、基本的に要求を全部獲得することに成功した。廃止される支部の仲間はいったん分断はされるけれど、新しい職場をさらに強固な動労千葉の拠点にすることで、何倍にも反撃し勝利することができる」と発言、「今回のストライキでは抗議電話は1本もかかってきていない。来るのは激励だけだ。『ストライキには反対』というかつてのような状況はない。時代は変わった」と報告、「三里塚でも東峰の森の伐採という形で決戦が始まっている。3・25には動労千葉も全力でかけつけたい」とアピールしました。

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登壇した館山支部と木更津支部の組合員

■この後、廃止される館山支部、木更津支部の組合員約30人が登壇して、それぞれの支部長が感動的な決意表明を行い、会場は熱気と興奮に包まれました。

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家族会からの檄布

■家族会から、連れ合いや父親を激励する心のこもった檄布が送られると感動的な大きな拍手が巻き起こりました。
■動労千葉を支援する会事務局長の山本弘行さんが、イギリスの運輸労働者、アメリカの2つの組合、そして韓国民主労総ソウル地域本部からの檄文を紹介しました。
■最後に、動労千葉各支部からの決意表明が行われ、スト貫徹の決意を誓い合ったのです。

  

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