●「労農の力で革命を」とアピール

――反対同盟、イラク反戦4周年・3・18集会に大挙してかけつける

発言する北原事務局長
登壇した反対同盟

■反対同盟は、3月18日、東京・日比谷野外音楽堂で行われたイラク反戦4周年、全世界一斉デモの集会に、北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、市東孝雄さん、鈴木幸司さん、鈴木謙太郎さん、伊藤信晴さん、萩原富夫さんの7人が参加し、ともに闘いました。2070名が結集した集会・デモは、右翼が襲いかかるのをはね返し、終始戦闘的に闘い抜かれました。この日のたたかいは、動労千葉のストライキに連帯し、「格差社会」を覆す若い力がみなぎった集会となりました。


北原事務局長

北原事務局長



市東孝雄さん

市東孝雄さん



萩原進事務局次長

萩原進事務局次長



■そうした中で、反対同盟からは7人全員が登壇し、北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、市東孝雄さんが発言しました。北原事務局長は、41年間の闘いの上に立って、それを、「世界、全地球の人々の平和を守るために三里塚は闘ってきました」として、「一致団結してたたかえば、戦争は必ず阻止できる」と訴えました。
■つづく市東孝雄さんは、「結集された労働者のみなさん」と呼びかけ、「労働者と農民への様々な攻撃の 根っこは一つだと思います」「共有のたたかいとして、この攻撃をはねのけていきたい。」「成田を軍事空港にはさせない」ときっぱりと決意をのべました。■最後に立った萩原進事務局次長は、「自動車を売るために労働者の賃金を低く抑え、食料を輸入する。その食料確保のために軍隊が必要だと支配階級は言い出している。これが改憲の正体だ」と暴き、「米が安いから賃金が下がることを理解しよう」「労働者と農民が力を合わせ立ち上がれば、革命が起きます」「労働者と農民はたたかう同盟軍なのです」と訴えました。そして反対同盟が「三里塚の地にふたたび何千、何万の民衆の決起を起こそうと意志一致を固め、そのために、 春闘など各地の様々なたたかいの中に飛び込んでいる」ことを報告しました。最後に、「あらゆる分野の労働者に、戦争へのしわよせが、そして戦争の先兵に巻き込まれざるを得ない」として、「その喉元を握っているのが市東さんの土地なのだ」と三里塚闘争の反戦の砦としての位置を鮮明にして、3・25への大結集を、特に若い労働者、学生に対して熱烈に訴えました。
 集会全体が、この反対同盟の訴えに、大きな拍手と歓声で応えました。

萩原進事務局次長のアピール
「労農同盟を」とアピール
ビラをまく鈴木謙太郎さん
会場入り口でビラをまく鈴木謙太郎さん

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2070人が結集したイラク反戦集会

■集会は、全体が若い人たちの息吹に満ち満ちていました。動労千葉、「君が代・日の丸」不起立で闘う教育労働者、福祉労働者連帯ユニオン、医療労働者、百万人署名運動、全金本山、国労5・27臨大弾圧被告などがつぎつぎと「闘いの報告」「連帯発言」に立ちました。
■「青年労働者・学生の決意表明」で若い労働者が続々と登壇して「革命をおこそう」と訴え、会場の大きな共感を呼びました。自治体労働者、全逓労働者、東京交通労働者、関西合同労組トランスポート分会、辺野古で闘う沖縄青年、退学・停学処分と闘う法政大生がみずみずしい感性にあふれる発言で、会場を引きつけました。
■最後に全逓中郵の青年労働者のまとめと行動提起。
■デモは右翼の街宣車が2度妨害を試みるのをはねかえして常盤橋公園まで意気高く貫徹されました。反対同盟も同盟PRカーを先頭に最後までデモを貫徹し、3・25三里塚現地で再会することを誓い合いました。
意気高くデモ行進
意気高く世界一斉のデモ行進をやり抜きました
反対同盟宣伝カーを先頭に
反対同盟宣伝カーを先頭に「労農連帯」をシュプレヒコール


  

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