● 「闘いは大事だ! 10・7集会に行こう」(投稿)

 三里塚は農民が非常に元気だ。農民がみんな非常に生き生きとしている。
 私が始めて三里塚を聞いたのは、4月に有朋寮の人が来たときだった。君は農業をやっているなら絶対三里塚に行くべきだ、といわれた。それまでは三里塚を知らなかった。そのときは集会とかにも行ったことはなかった。あまり左翼団体に関わりたくないなとも思っていたので、全然行く気はなかった。


9・28三里塚関西集会
T君が三里塚報告を行い、
好評を博した9・28三里塚関西集会
(この報道は後日)
 6月くらいに三里塚の集会に行った。ああ、トトロに出てきそうな場所だなぁと思った。現地調査したら、飛行機はやかましいなとか、闘いの跡をみて、たくさんの人が 闘ったんだな、という事を見ることができた。畑は本当に綺麗ないい畑だった。こんなのを潰すのはいやだなと思った。

 援農。鈴木さんの家は古く、いい感じだった。現闘の人が手伝って、農民の方から余った野菜をもらったりの助け合いの関係が非常にいいなぁと思った。
 畑は広かった。鈴木さんのところは広くて、一日かかって草むしりをした。市東さんの農地も行った。空港のすぐ隣のところは生姜を収穫したりした。生姜に味噌をつけて食べたらとてもおいしかった。苦瓜もおいしかった。
 こんないい畑を取るなんて、ふざけるな!と強く思った。
 実は援農で一番長くいたのは萩原さんのところ。市東さんの野菜の出荷作業も萩原さんの所。萩原さんのところには4日間行った。ゴーヤやつけ瓜、豆やナスなどを作っていた。萩原さんのところは東峰の森の伐採されているところの横。森の木の真ん中らへんが木が少なくなっていて、あっちの方の光が見えるような状態にされていた。
 森を破壊する事自体が生活と農業が不可欠な森を破壊するということ。東峰には集落 がある。それを空港の施設で囲もうとしている。収容地を作るようなもので許せない。私が三里塚に行った日に萩原さんのお母さんがなくなった。お線香を上げてきた。いろいろな苦労をされたんだから、その苦労を無駄にしてはならないと思った。
 闘うということに対して、偏見がある。自分の住んでいるところでも、当局の攻撃に 対して闘おうという事を提案すると、「当局と妥協して延命すればしていけないか」というようなことが真剣に議論されている。「いい子ぶってんじゃない!」といいたい。
 ビラを出したり集会をやったりというのは、とても創造的な活動である。殻の中に引きこもっていったいなにができるというんだ。引きこもってないで、外に打って出よう!
 その点、三里塚は非常に楽しい。交通費と参加費を払うだけで、機動隊ともみ合うという貴重な経験ができる。デモで機動隊とやりあう緊張感も心地よい。集会では、普段、新聞では読めない貴重な発言の数々を聞ける。そういった、貴重な経験ができるのは闘いの中でだけである。
 自分はまだ革命についてはわからないが、しかし、闘う事は大事だということは本当にそう思う。
 私は10月7日の集会に行きます。皆さんも一緒に行きましょう!

 11月集会に向けて、自分は趣味でもいいと思っている。よくわかっていなくても行っていいんじゃないか。デモで機動隊と喧嘩になったら言論弾圧の場面に遭遇できる。
そういうものと激突しているのは面白い。全学連大会で権力は女性の顔を必至に見ようとしていた。浅ましい。権力の弾圧があるかどうかわかりませんが、私は言論弾圧には反対だ! それに出くわす事で弾圧するなという事を強く訴える事ができる! 
 弾圧するなと文句を言いたい!
 一万人の数字。一万人が集まれば、その後に続く人が現れる。私はまだ革命を実際にやるかどうかは迷っているが、これを機に闘う労働者が増えたらいいんじゃないかと思う。闘った方がもっと楽しく生きる事ができる。人間は理想とかがあったほうが良い。毎日同じ事ばかりしていても面白くない。農業でもいろいろな工夫ができる。
 自治を辞めて権力に譲歩するとか、くだらない。我々は権力と同等でやりあえる。なのに譲歩するのはとてもくだらない。
 とりあえず、なにはともあれ行ってみればいいんじゃないかと思う。

(T)

  

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