- 2009年9月29日 21:22
9月26日、千葉のDC会館で動労千葉呼びかけによる「市東さんの農地強奪を許すな!千葉県三里塚集会」が開催され、反対同盟から北原鉱治事務局長、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加して大成功のうちに集会をかちとりました。
会場にはあふれんばかりの230名が結集をしました。冒頭、ビデオ「三里塚・大地の乱」上映後、連帯のあいさつとして出版労働者連帯会議の三角忠さん、北総農民のあと、圧倒的な拍手で反対同盟が登壇しました。北原事務局長は、「自民党が倒れ、民主党にかわったところで何も変わらない。43年間の闘いの中で、全学連との連帯、動労千葉との共闘関係の中で、学んだことは、モノやカネを拒否し弾圧に屈しないことだ。労働者と農民が一体となって連帯すれば、戦争は阻止できる。10・11から11・1へ国際連帯で闘おう」と、熱烈に訴えました。
さらに伊藤信晴さんと宮本麻子さんも10・11への大結集を訴えました。
続いて動労千葉の田中康宏委員長が基調報告に立ち、「動労千葉が呼びかけて三里塚集会をやるのは20数年ぶりです。理由は、現闘本部裁判が11月に結審を迎えること、市東さんの農地強奪をめぐる決戦を迎えることなど、三里塚闘争が正念場を迎えているからです。国家権力と43年間不屈に闘ってきた闘争は他にありますか。国際連帯の闘いをやっていますが、世界にもない。三里塚と動労千葉は、一体です。10・11と11・1を一つのものとして呼びかけたい」と訴えました。
集会ではこの他、全学連、自治体労働者、千葉合同労組など青年学生のはつらつとした発言がつづき、最後の動労千葉の長田書記長が「幕張支部への強制配点攻撃に対して10・1ストで対決する」としめくくり団結ガンバローで終えました。
田中委員長の発言にもあるように、動労千葉呼びかけの三里塚集会は20数年ぶりです。三里塚と動労千葉が「車の両輪」として連帯を深め、地元千葉からさらなる闘いのうねりを作り、10・11集会の成功をかちとろう。
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