３・２８天神峰へ

　３・２８全国総決起集会が明後日に迫りました。三里塚現地では、支援連絡会議が反対同盟のビラを持って周辺地域をまわり、集会への結集を呼びかけています。本日は京成成田駅頭でビラを配布し、集会への参加を訴えました。

　昨日、成田空港会社の森中小三郎社長は記者会見を開き、３年後に年間発着回数を27万回とする方針を明らかにしています。「27万回を地域の皆様のご理解を当然得た上で実施していく」と述べているのです。小泉成田市長と一体で、団結街道を廃道にし、「第３の誘導路」で市東さんの家や作業場、畑を空港の中に囲い込んでしまおうとすることの、どかが「ご理解」でしょうか。森中社長にとっての「ご理解」とは、小泉成田市長や、相川芝山町長の了解を得ることでしかありません。住民不在のデタラメ極まる空港行政を、これ以上許すことはできません。

　「３年後27万回」の打ち出しは、追いつめられた空港会社の必死のアピールです。アジア各地の空港に破れたうえに、羽田空港にも主導権を奪われてしまうことへのあせりです。そのために、２月２５日の天神峰現闘本部裁判判決をもって強制撤去をもくろみ、団結街道を廃道にして市東さんに移転を迫り、「第３の誘導路」建設計画に拍車をかけて、闘いをつぶそうとしてきたのです。

　しかし、反対同盟は全国の仲間の皆さんとともに、闘いの力で現闘本部建物撤去の強制撤去を止めました。空港会社のスケジュールはガタガタです。２月２５日の空港会社の落胆ぶりは、記憶に新しいところです。団結して闘えば勝利できる！　私たちは確信します。沖縄をはじめ、全国各地の怒りの決起を３・２８全国集会に集中し、自民党政治以上に悪らつな鳩山政権に断を下そうではありませんか。「第３の誘導路」計画粉砕！団結街道廃止実力阻止の闘いに立ち上がりましょう。反対同盟は体を張って農地を守り、闘います。

（成田駅頭でまいたびらはこちら）