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「これ以上沖縄に基地を押しつけちゃいかん!」

  • Posted by: doumei
  • 2010年4月 6日 21:36

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―特別報告(3・28全国集会)

知花盛康さん

 今日は寒いですねえ。震え上がっております。ただ、私のこの震えは、寒さだけではありませんよ。いま、日本政府が普天間問題で、また沖縄に押しつけてきている。この怒りでいま、震えているんです。皆さん、よーく考えてみて下さい。私たち、沖縄という場合にね、65年前に沖縄戦があり、そのあとずーっと米軍が居座ってるんです。65年、いまやっと普天間の基地が沖縄から外に出ると期待して、みーんな待っていたんですが、日本政府は何か知らんけど、やたら時間をかけて、また再び沖縄に戻していく。勝連半島沖で、新たな基地を作ろうとしています。こんなことを沖縄の人々は、誰ひとり許しませんよ!

p100328_25.jpg 私たちは、この日本政府のやり方に対して4月25日に県民大会を持ちます。いままでずっと宜野湾でやってきました。しかし今回の県民大会は読谷村です。皆さん、読谷村がどんな地域かご存じですか。読谷補助飛行場、米軍がパラシュート降下演習でね、村民に大きな被害を与えてきた。その米軍基地を、村民がみんな一緒になって追い払っていった土地なんです。そこで私たちは今回、県民大会を開くんですよ。
 皆さん、沖縄の、この65年間基地を押しつけられてきている沖縄の人々の訴えを、もう一度ぜひ聞いて下さい。私たち沖縄の人々は、もうこれ以上基地はいらないんです。そういう中で基地を押しつけるならば、労働者を含め民衆が立ち上がって「つぶしていくぞー!」という闘いを、この4月25日の県民大会をはじめとして、国に突きつけなきゃいかん、私はそう思います。さらに、「4月25日はもう待てないんだ」ということで、沖縄の人々が4月6日から9日、40名から50名くらい動員して、首相官邸前で座り込みをやろうとしている。こういう沖縄の闘いに、ぜひともここに結集されている皆さんが一緒になって闘っていただきたい。

三里塚と沖縄―ともに平和のために

 私は今日、どういう立場で来ているかと言いますと、「市東さんの農地を守る会・沖縄」と、そういう立場から来ております。三里塚と沖縄、ともに手をつないで平和のために頑張らなきゃいかんと、そう思います。先ほど反対同盟が、この4月25日に同盟旗を持って、萩原さん、市東さん、そして関西からも永井さん、山本さん含め、多くの人が結集すると、決意を述べております。ここに結集されている皆さん。ぜひ、沖縄に足を運んで、ともに闘って下さい。私たちも三里塚の闘いを、これからも共に闘っていきます。
 どうですか、皆さん。ここで決意を固めていただきたい。もうこれ以上沖縄に基地を押しつけちゃいかんと。私はこのひと言を訴えるために来ました。ぜひ皆さん、三里塚、沖縄、ともに一緒になって平和のために突き進んでいきましょう。

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