- 2010年4月20日 22:37
4月17日、大阪・東大阪市の荒本人権文化センターで開かれた部落解放同盟全国連合会第19回全国大会に反対同盟から伊藤信晴さんが参加し、連帯のあいさつをおこないました。
伊藤さんは3・28全国集会への結集・支援への感謝の意と、全国連の闘いへの敬意を表した上で、5月16日の現地闘争への結集を訴えました。
「三里塚闘争は『あらゆる差別抑圧粉砕! 部落解放運動連帯! 排外主義を許さず、在日朝鮮・中国人民とともに闘おう!』を闘いのスローガンのひとつにかかげて前進して来ました」
「『東アジア共同体』の名による侵略に延命の道を求める鳩山政権は、その前に立ちはだかる三里塚闘争を破壊しなければならないのです。新たな農地収用を含むなりふり構わぬ攻撃こそ、混迷と破産を繰り返す成田を象徴する事態です。反対同盟はFTA(自由貿易協定)と農地法改悪に抗して闘う農民の先頭に起ちます。部落差別徹底糾弾の闘いと反対同盟の空港絶対反対・農地死守の闘争原則はつながるものだと確信します」
「闘いの勝利の道は6000万労働者との「労農連帯」の中にあります。沖縄で爆発しつつある反基地闘争と三里塚の勝利は一体です。4月25日の県民大会に、反対同盟も参加する予定です。さらに広範な住民運動、市民運動、学生運動との共闘をさらに強く発展させて闘う決意です」
このように述べて、差別・抑圧との闘いへの連帯と、4~5月現地闘争の勝利に向けた反対同盟の闘う決意を明らかにしました。
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