- 2010年5月16日 19:59
「本日をもって臨戦態勢に入る」力強く宣言する萩原進事務局次長。「よ~し!」「異議なし!」口々に応える参加者………。
5月16日、成田市東峰の畑で開いた現地集会で、反対同盟は駆けつけてくれた385名の皆さんと、決戦突入をガッチリと確認し、ともに市道閉鎖阻止に向けた、団結をうち固めました。
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「団結街道閉鎖阻止、第3誘導路計画粉砕、基地撤去を闘う沖縄闘争と連帯」を掲げ、午後1時半から集会を開始。最初に基調報告をおこなった萩原進事務局次長は「立っている位置は違っても、闘いの心はひとつ」と沖縄との連帯を表明。「我々の闘いが敵の攻撃を引きずり出した。食らいついてとことん闘えば必ず勝つ」と勝利の確信を述べたうえで、「本集会を持って臨戦態勢に入る」と高らかに宣言しました。
そして闘いのまっただ中にいる市東孝雄さんが、「やられればやられるほど『なにくそ!』と思うのが人間、やれるならやってみろと。私も体を張って闘う」と、力強く決意を明らかにしました。
反対同盟の顧問弁護団や、動労千葉、関西実行委員会、部落解放同盟全国連、市東さんの農地取り上げに反対する会、さらには共闘団体から、決戦突入の中で、断固闘う決意が次々と述べられました。
集会の高揚そのままに、参加者は東峰地区を通り抜けて団結街道をデモ行進。昨日完成した反対同盟の監視台の前では、ひときわ声高く「閉鎖阻止」のシュプレヒコールをあげて、臨戦態勢に向けた決意をうち固めました。
鈴木謙太郎さん(司会)
「この5月20日以後、閉鎖強行と対決する緊迫した段階に入りました。反対同盟は昨日監視台を設置し、実力で阻止する決意を固めました。第3誘導路をめぐっては5月24日公聴会弾劾行動に決起します。本日沖縄で闘われている普天間基地包囲闘争、これと連帯して共に闘っていきたいと思います」
萩原進事務局次長
「原則的に体を張って実力で闘いぬく。人民は必ずこの闘いに応えてくれると確信している。代執行の時のような闘いを、今こそ展開しよう」
「沖縄の人たちはもう基地撤去以外ないと言っている。この機を逃したら、2度と基地撤去ができないという気持ちで闘っている。答えはひとつ。本土における人民がそれに応えて、どう決起するかにかかっている。その旗振りを三里塚がやろう」
「本日をもって、文字通り緊急時における連絡態勢、結集態勢を、ただちにこの場から作り上げていただきたい。反対同盟も逮捕を恐れず、体を張って実力で先頭で闘うことを宣言する。緒戦においてこういう闘いを展開することで、廃道攻撃、第3誘導路、本部撤去を打ち破り、市東さんの農地取り上げ阻止へ突き進んでいきたい」
市東孝雄さん
「この1週間交通量調査したんですけど、あの道路は1日に150台通るんですよ。それを成田市長小泉は、俺だけが畑に使っているんだから、そんなものはつぶしてもいいんだと。そういうことを平気で言えるような、人の痛みがわからないような市長は、もう辞めるべきですよ」
「結局第3誘導路を造って、今以上の騒音で囲い込んで、私のことを追い出しにかかると。それで屈服させて、どうにかしてやろうというのが向こうの狙いだと思います。しかし、やられればやられるほど逆に『なにくそ!』っていうのが出てくるのが人間だと思うんですよ。やれるものならやってみろと。そして今まさに決戦ということで、私も体を張ってこれから闘います」
「沖縄の人民の9万人っていうのはやっぱりすごかった。あの勢いを三里塚に持ってきて、三里塚44年の闘いが正義の闘いだということを明らかにしたい。私もとことん沖縄と連帯して闘っていきます。応援よろしくお願いします。一緒に体を張って闘っていただきたい」
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