- 2011年6月28日 00:08
―耕作権裁判第20回口頭弁論
NAAの偽造「証拠」をトコトン追及
6月27日、午前10時30分から千葉地裁601号法廷で、耕作権裁判第20回口頭弁論がおこなわれました。
今回の法廷までに弁護団は、NAAが賃借畑の根拠とした測量図のデタラメを明らかにするために、旧地主の藤﨑氏から聴取した記録を書面で提出しました。そこで藤﨑氏は、「署名は自分の字ではない」「測量に立ち会ったこともない」「自分がこの地積測量図を作ったことはない」と重大な事実を明らかにしています。
NAAが契約畑の唯一の根拠としている「同意書」と「境界確認書」に偽造の疑い!
偽造でないというなら、NAAはこれらの書類の作成経緯を明らかにすべきです。
反対同盟と弁護団は当初から再三再四にわたって、この作成経緯について明らかにするよう釈明を求めてきました。空港会社の代理人はこの釈明要求から一貫して逃げ回ってきました。
ところが白石裁判長は、空港会社の提訴の根幹に関わるようなこの問題について、空港会社にもっと事実を明らかにするよう訴訟指揮するのではなく、逆に「これ以上原告(空港会社)に求釈明は求められない」と、反対同盟の追及を打ち切ろうとしました。
もう我慢できない! こんな公平さを欠いた訴訟指揮を黙って見ていられるか!
弁護団が代わる代わる言を尽くして白石裁判長の訴訟指揮を糾し、傍聴席からは次々と怒号が飛び交いました。………
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