- 2012年1月22日 15:12
明日1月23日(月)千葉地裁で耕作権裁判第22回口頭弁論がおこなわれます。
市東さんの畑を不当にも「不法耕作」だと決めつけて取り上げようとするこの裁判は、畑の位置特定問題を争い続けてきましたが、今回、行訴・農地法裁判でも明らかにした筆跡鑑定書を提出します。
市東さんの農地裁判はひとつの大争点=畑の位置特定問題にしぼりあげられてきました。
これまでの追及で次のことが明らかになっています。
①位置の特定についてNAAのもつ唯一の証拠が「同意書」「境界確認書」添付図面であること
②その添付図面の作成者とされる藤﨑政吉氏(旧地主)はその作成に全く関与していないこと。
③添付図面に書かれた「藤崎政吉」の文字は別人によって書かれたこと。
NAAは②と③について認めています。
今回の鑑定書が明らかにしていることは、「同意書」「境界確認書」に記述されている「市東東市」の署名自体が、孝雄さんの父である東市さんのものではなく、別人によって偽造されたものだということです。当時、土地収用の期限切れ(1989年12月15日)が迫る中ででNAAはこれほどまでに悪質なことをやってきたのです。
位置特定の誤りは土地明け渡し請求裁判において致命的な問題です。さらにNAAを徹底的に追及して、当時の記録を隠すことなく開示させようではありませんか。
皆さん、ぜひ傍聴闘争にお集まり下さい。市東さんや弁護団とともに闘いましょう。
<耕作権裁判第22回口頭弁論>
■日時 1月23日(月)午前10時30分開廷
■法廷 千葉地裁601号法廷
※傍聴券の抽選がありますので、午前10時までに集まって下さい
- Newer: 南スーダンPKO派兵許すな!2・19緊急闘争へ
- Older: 「公益」「公共」のペテンを三里塚裁判でうち破ろう