- 2012年10月 7日 23:15
10月7日空港反対同盟は、成田市東峰の反対同盟員の畑を会場に全国総決起集会を開きました。小雨の降る中、全国から970名の人々が結集し、「第3誘導路を許さない」、「市東さんの農地を絶対に守り抜く」という決意をかたくうち固めました。以下、集会宣言をまず掲載いたします。
10・7全国集会 集会宣言(案)
我々は、市東孝雄さんの農地を守りぬく決意を固めて本集会に結集した。ここに来春農地決戦に断固として突入することを宣言する。「農地を奪うことは私の命を奪うこと」と、NAA・国家権力の農地強奪を弾劾する市東さんと心を一つにし「代執行阻止」の決戦として闘う。3代・100年、心血を注いで耕してきた市東さんの農地を国家権力による強奪から守りぬく。この闘いこそ、農民の生きる権利を実力で守る闘いだ。TPP(環太平洋経済連携協定)の農業切り捨てに抗して立ち上がる260万農民の怒りそのものだ。我々は、三里塚46年の闘いのすべてをかけてこの決戦に立ち上がる。全国農民会議に集まる農民とともに最先頭で決起する。
3・11をもって歴史的な変革の時代が始まった。今や霞が関一帯を始め全国で、100万規模の人々が反原発の闘いに決起している。「原発ゼロ」は文字通り全人民の声だ。しかし、野田政権は大飯原発を再稼働し、大間原発の建設再開に動き出している。野田政権が耳を傾ける相手は財界と原子力ムラだけだ。我々は、「原発と人間は共存できない」という福島県民の叫びに応えて、全原発廃炉までともに闘う。
三里塚は反戦・反核の砦である。沖縄でも、オスプレイの配備に怒る全島的な闘いが爆発している。成田の軍事化を阻止する三里塚にとって沖縄との連帯は命だ。「国策」と闘う同志だ。沖縄の怒りと結びつき、オスプレイ配備に反対し、全基地撤去までともに闘う。
新自由主義によるJRの全面外注化に反対して動労千葉・動労水戸がストライキに突入し、青年労働者が反乱を開始した。労働者と農民が連帯してこそ社会は変えられる。労農連帯の中に三里塚は勝利を確信する。
我々は「来春3月末供用開始」の第3誘導路工事を許さない。農地裁判は多見谷裁判長の訴訟指揮との全面的な対決に入った。法廷内外を貫く農地死守・実力闘争で闘おう。労・農・学・市民、世界の民衆と連帯して、来春農地決戦に必ず勝利しよう。3・24全国集会への大結集を訴える。
三里塚芝山連合空港反対同盟
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