高裁段階での強制執行停止が決定

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p190213.jpg.jpg 2月1日、東京高裁で執行停止をめぐる審尋が行われましたが、東京高裁第4民事部は2月13日、市東さんの弁護団の申立てを認め、裁判が終わるまでの執行停止を決定しました。
 しかし、今度は新たに100万円の担保金を条件としてきたのです。昨年末に千葉地裁で認めさせた執行停止の担保金250万円とあわせて350万円です。
 私たちは新年の旗開きで、新たな段階に突入した農地取り上げ強制執行阻止を闘いぬくために「400万円カンパ運動」を提起しましたが、この取り組みが急務となりました。「何があろうとも、私は天神峰の地で生きていく」(旗開き)という市東さんの揺るぎない決意に応えるべく、あらためてカンパへのご協力を訴えます。よろしくお願い致します。

耕作権裁判のデモ・傍聴へ

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p190217_1.jpg 明日午前10時30分から、千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で耕作権裁判が行われます。それに先立ち、午前9時から千葉市中央公園で決起集会を行い、千葉地裁に向けたデモ行進を行います。ぜひお集まり下さい。
 耕作権裁判は、旧地主藤﨑とNAAの買収交渉の経過について記し、NAAが墨塗り文書として出している書類の開示をめぐって弁論を重ねています。当然の開示要求に押され、内田裁判長はインカメラ方式で開示させました。インカメラ方式とは、裁判官だけが見た上で、必要と判断すれば開示命令を出すというものです。今回の法廷で、墨塗文書の扱いが決まることになります。
 証拠となる書類を隠し、ウソや偽造にフタをして裁判所の反動判決に依拠しようというNAAを許すわけにはいきません。何が何でも文書を開示させましょう。
 耕作権裁判で対象となっている南台の農地は、請求異議裁判で対象となっている農地と入り組み合っているので、2つの裁判は密接に関連しています。請求異議裁判は、これから東京高裁での闘いとなりますが、千葉地裁における耕作権裁判や他の裁判も同様に重要な裁判です。集会・デモと傍聴に集まり、NAAを追いつめていきましょう。

●決起集会・地裁包囲デモ
時間:午前9時分集合 9時30分デモ出発予定
場所:千葉市中央公園
●耕作権裁判
時間:午前10時30分開廷
場所:千葉地裁601号法廷
 ※傍聴券の抽選がありますので、午前10時までにお集まり下さい。

(写真は昨年11月19日の耕作権裁判でのデモ行進)

「400万円カンパ」にご協力を

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 2019年は、紛れもなく市東さんの農地取り上げ強制執行阻止をめぐる決戦の年です。この決戦を闘いぬくために、1月13日の団結旗開きで「400万円カンパ運動」を提起致しましたが、このたび趣意書を作成し、各方面への訴えを始めました。
 こちらにも掲載致します。
 市東さんの農地をめぐっては、高瀬順久裁判長による強制執行停止の取り消しから東京高裁判断までの空白を埋めるために、「急迫の事情」を理由とした新たな強制執行停止を千葉地裁で勝ち取っています。
 2月1日、東京高裁での執行停止仮処分を判断するための審尋が行われました。
 市東さん側と空港会社側の双方から意見を聞くのが審尋ですが、空港会社の代理人は出席を取りやめたばかりか、書類も提出しない無対応ぶり。「口を開けばボロが出る」ので、何もしないという態度がありありです。
 執行停止については、今週末か来週初めに結論が出されます。執行停止を認めるのか認めないのか、認める場合に新たな担保金を要求するのかしないのか、状況は予断を許しませんが、いずれにしても400万円カンパは、裁判闘争と決戦体制構築のために欠かすことのできない力です。
 ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。

PDF版はこちら

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<郵便振替> 00130-0-562987 三里塚芝山連合空港反対同盟
<銀行口座> みずほ銀行成田支店 普通預金2074135 イトウノブハル

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畑に新たな看板を設置

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 2月3日、市東さんの南台の畑で新しく看板を立てました。
 「ただいま耕作中!」と「空港会社立入禁止」の2枚の看板です。
 請求異議裁判不当判決への怒りを込め、「来るなら来い」という市東さんの決意を示すものです。
 市東さんの意を受けて、決戦本部で作業を行いましたが、先週日曜日に行った屋根のペンキ塗りに続く作業です。
 決戦本部では、天神峰カフェの取り組みを強めるべく、これまでの月1回の「企画オープン」に加えて、毎週日曜日に諸々の作業や取り組みを企画しようと考えています。
 日曜日には、ほぼ「何かしらやって」いますので、ぜひお出かけ下さい。一緒に行動しましょう。
 もちろん、平日の来訪も歓迎します。その際は、太郎良(090-1855-8189)までご連絡下さい。

天神峰カフェで屋根のペンキ塗り

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 1月27日、今年最初の天神峰カフェを開きました。
 今年は紛れもなく市東さんの農地取り上げ強制執行をめぐる決戦の年。カフェの開き方もちょっと趣を変えて、今日はカフェの中で市東さん宅はなれの屋根のペンキを塗ったり、カフェに集まった人にも手伝ってもらって、看板などに取りつける小旗の同盟旗をつくったりしました。
 この日は快晴でしたが風の冷たい一日で、ペンキ塗りはまず前日に降った雪の掃きおろしから始めました。塗り始めると作業は一気に進み、屋根は見違えるようにきれいになりました。
 お昼には、市東さんの野菜でつくったお雑煮やにんじんのカップケーキをいただき、援農に来ていた動労水戸といわき合同ユニオンの仲間も加わって、交流を深めました。

団結街道裁判にお集まり下さい

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 1月25日(金)、千葉地裁民事第3部で団結街道裁判が行われます。
 今回から裁判長が阪本勝裁判長から内野俊夫裁判長に交代します。したがって、今回の裁判は更新意見陳述が主になります。その上で、以前から焦点になっている証人調べをめぐる弁論となります。
 昨年2月27日に行われた中村壽孝元成田市土木部長の証言は、市東さん側からの質問に何も答えられないお粗末なものでした。その結果、団結街道の廃道が、小泉一成成田市長のツルの一声で強行されたことが明白となったのです。
 以降、弁護団は、小泉一成成田市長と片山敏宏元成田市副市長の証人尋問を求めてきましたが、前任の阪本勝裁判長は、証人採用のために設けた期日まで一方的に取り消して、証人採用の判断を先送りにし続けてきました。
 デタラメな団結街道廃止の責任を明らかにするには、小泉一成成田市長と片山敏宏元成田市副市長の証人尋問が不可欠です。証人隠しを許さないために、ぜひ傍聴に集まって下さい。

◎団結街道裁判
 1月25日(金) 午前10時30分開廷
 千葉地裁601号法廷

住民犠牲をデマで言いくるめる「みらいのカタチ」を断罪

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 1月19日、反対同盟は今年最初の周辺一斉行動を行いました。
 今回は反対同盟ニュース第64号を配布し、その中で13日の旗開きと昨年末の請求異議裁判不当判決を報じて、農地死守と空港機能強化粉砕に向けた年頭の決意を示しました。
 また、先頃新聞折り込みで配布された、「成田空港圏 みらいのカタチ」なるチラシを断罪しました。このチラシは、第3滑走路建設など空港機能強化を推進しようという「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」が配布したものです。そこでは、「音の静かな次世代航空機」ができれば、便数が2倍に増えても今の騒音地区は「一等地」になるというのです。絵空事で夢物語を語り、「だから今とこれからの騒音は我慢しろ」「空港機能強化に賛成しろ」というものです。
 彼らの本音はチラシにも記されるように「ビジネスチャンス」にしたいということです。成田空港会社(NAA)のお先棒を担ぎ、空港機能強化をテコに、「規制緩和」で何とか金もうけをしたいというあがきです。
 NAAがA滑走路の深夜早朝飛行時間1時間延長の前倒し導入を提示するなど、空港機能強化策の住民無視があらわになってきています。あらためて空港機能強化絶対反対・白紙撤回へ声を上げましょう。

反対同盟ニュース第64号はこちら