« 2009年03月 | HOME | 2009年05月 »

2009年04月 アーカイブ

2009年04月01日

●仲戸川裁判長弾劾の第2弾ビラまき・街宣に決起

■4月1日、三里塚闘争支援連絡会議が、仲戸川裁判長を弾劾する第2弾の千葉地裁前ビラまき・街宣行動に決起しました。
■反対同盟宣伝カーを地裁前に横付けにして、仲戸川裁判長の前代未聞の暴挙を激しい怒りを込めて徹底的に弾劾しました。同時に小雨降る中、地裁前を通って通勤する県庁の労働者や裁判所職員、千葉市民に対して、午前8時半から10時までビラまきを貫徹しました。道行く誰もが、裁判長自ら法を破壊した理不尽さに驚き、ビラを食い入るように読みます。
■8時45分頃、当の仲戸川がノコノコと現れました。「仲戸川、許さないぞ」と怒りをぶつけられ、こわばった表情のままビラを受け取るや逃げるように裁判所に入っていきました。仲戸川裁判長の暴挙をさらに徹底して追及していきましょう。

ビラはこちら

2009年04月07日

●三里塚第一公園で、恒例の団結花見会、盛況

――3・29集会の勝利、現闘本部裁判での証人取消撤回勝ち取り意気上がる

■4月5日、三里塚第一公園で恒例の団結花見会を盛大に開催しました。「午前中まで雨」の天気予報に気をもみましたが、ふたを開けてみるとすばらしい天気。桜も八分咲きで反対同盟・支援を〃歓迎〃するかのよう。意気あがる花見会となりました。

続きを読む "●三里塚第一公園で、恒例の団結花見会、盛況" »

2009年04月08日

何というぶざま! 迷走する仲戸川裁判長にさらなる弾劾を

―4・23現闘本部裁判傍聴に結集して下さい

●天神峰現闘本部裁判第20回口頭弁論
 日時:4月23日(木)午前10時30分
 法廷:千葉地裁新館601号法廷

  ※傍聴券抽選のため、午前9時30分までに地裁前に集合して下さい

■4月8日、三里塚闘争支援連絡会議が、千葉地裁・仲戸川隆人裁判長を弾劾する第3弾のビラまき・情宣活動をおこないました。
■3月12日、現闘本部裁判において、仲戸川裁判長が被告不在の欠席裁判を強行し、自ら認めていた3人の証人調べを理由なく取り消したことに対して、反対同盟と弁護団は「立証活動の権利を奪う偏った審理だ」と強く抗議し、徹底的な弾劾を続けてきました。3月29日に開催した全国総決起集会においても、スローガンの第一に仲戸川裁判長弾劾を掲げ、闘いぬいてきました。
■私たちのまっとうな批判にぐらつき、また、あまりのデタラメさゆえに、仲戸川裁判長は証人取り消しを撤回しました。ところが今度は、これまた自ら決定していた尋問時間を、3分の1以下に大幅短縮してきたのです。法に基づくべき裁判長が、自分の勝手でころころと態度を変えていては、およそ裁判など成り立ちません。
■過去2回の情宣活動で、仲戸川裁判長の暴挙は県庁の労働者や裁判所職員、千葉市民の間に広く知れ渡り、この日も吸い取られるようにビラが渡っていきました。ビラまき隊や宣伝カーに向かって、声をかけたり、手をあげて激励してくれる人もいました。
■8時40分、仲戸川裁判長が裁判所にやってきました。証人調べ取り消し撤回のぶざまを自覚してか、今日はビラを受け取ろうとせずに、こわばった作り笑いをしながら、足早に裁判所内に消えていきました。
■いかにぶざまな姿をさらそうとも、拙速裁判、早期結審、反動判決に向けた仲戸川裁判長の悪らつな意図に何ら変わりはありません。強権的な訴訟指揮を、圧倒的な傍聴への大結集で打ち砕いていこうではありませんか。4月23日、千葉地裁に集まって下さい。

4月8日、地裁前でまいたビラはこちら

4・23天神峰現闘本部裁判傍聴闘争を訴えた反対同盟のお知らせ

2009年04月11日

欠陥だらけ暫定滑走路を閉鎖せよ!


弾劾声明

三里塚芝山連合空港反対同盟

 反対同盟は暫定滑走路北延伸の前倒し供用開始の動きを徹底弾劾する。供用を中止し暫定滑走路を閉鎖せよ! 事故の惨事を顧みず、住民と乗客・乗員にさらなる危険を強制する空港会社と政府・国交省に、心底からの怒りを抑えることができない。

 報道によれば、成田空港会社はフェデックス激突・炎上事故を口実に、延長滑走路を10月にも供用開始するという。事故で「計171便が欠航や目的地の変更を強いられた」「ジャンボが離着陸できない暫定滑走路の限界がクローズアップした」から供用を急ぐというのである。
 冗談ではない。フェデックスの事故原因は、成田空港に頻発するウインドシアである。事故が起きたら暫定滑走路に着陸させるというが、そのような時こそ、房総と北総の境に位置し寒気と暖気が激しく衝突する天神峰・東峰が危険なのだ。その証拠が6年前のエアージャパン機(乗員・乗客102人)である。ウインドシアに煽られて滑走路をオーバーランし、あわや大惨事の事故を起こしている。
 さらに「延伸して安全性が高まる」などというのは許せぬ欺瞞(ぎまん)である。延伸しても、いまの中型機より長い滑走路が必要なジャンボを飛ばせば安全性を高めるどころか、逆に危険性が増大する。
 しかも、前倒しは「空港規模の拡大に見合う空港管制態勢が整わない」(千葉日報)なかでの供用であることすら露見しているではないか。
成田空港はアジア・ハブから陥落し、羽田国際化によってさらに危機を深めている。供用開始の前倒しは、競争原理による利益優先・安全無視の前に人命を差し出す暴挙であり、断じて認めることはできない。

 「へ」の字に曲がった誘導路、段差4メートルの開拓道路が入り込む着陸帯、神社間際のオーバーラン帯、南側飛行直下を2度くぐる新誘導路、東関東自動車道をまたぐ進入灯、──暫定滑走路の欠陥をあげたらきりがない。これらはすべて無理・無謀の結果であり、その責任はあげて政府・国交省、空港会社にある。そのうえ年間飛行回数1・5倍化(30万回)などは言語道断だ。
 欠陥だらけ暫定滑走路を閉鎖せよ! 反対同盟は市東さんの農地取り上げを許さず、天神峰現闘本部を守りぬき、不屈に闘う決意である。

 2009年4月11日

2009年04月16日

4・21連続裁判闘争へ

■4月21日午前10時30分から、「市東さんの農地強奪阻止行政訴訟」及び「農地法による農地取り上げと闘う裁判(第2回)」の2つの裁判が続けて行われます。
■行政訴訟は、千葉県知事の「解約決定」を取り消させるために市東さんが原告となって県知事を訴えた裁判です。
■農地法裁判は、昨年10月に成田空港会社が市東さんの農地の全面的強奪を狙って新たに提訴したもので、2月3日から裁判が始まっています。市東さんと弁護団は行政訴訟と農地法裁判の併合を申請しましたが、裁判所は併合しませんでした。市東さんは、行政訴訟では原告として、農地法裁判では被告として、同じ日に同じ法廷で続けて闘うことになります。重要な裁判闘争です。ぜひとも傍聴に結集されるよう訴えます。

         記

●市東さんの農地強奪阻止行政訴訟
4月21日(火)午前10時30分
●農地法による農地取り上げと闘う裁判
   4月21日(火)午前11時10分

法廷:千葉地裁新館601号法廷
 
★傍聴券抽選のため午前9時30分までに地裁前に集合してください

2009年04月20日

4・23天神峰現闘本部裁判闘争に大結集をお願いします

――北原事務局長、萩原事務局次長らの証言で、結審策動を粉砕しよう


 3月12日、千葉地裁包囲闘争に
立った反対同盟と労農学
■4月21日の市東さん行政訴訟、農地法裁判につづいて4月23日、午前10時30分から千葉地裁の新館601号法廷(傍聴席約70席)で天神峰現闘本部裁判の弁論闘争が闘われます。仲戸川隆人裁判長の結審策動との大決戦です。傍聴闘争への取り組みをお願いします。
■3月12日の現闘本部裁判における仲戸川裁判長の訴訟指揮は、三里塚裁判闘争史上でも前代未聞の暴力的なものでした。民事訴訟法上の手続きによる裁判官忌避を請求されていながら違法に法廷を開廷し、反対同盟が抗議の出廷拒否を行う中、欠席裁判で、いったんは裁判長自身が合意し、期日指定まで行っていた反対同盟3人の証人調べを勝手に取り消したのです。そして事実上の結審となる審理打ち切りを強行してきました。
■これは後述するように、早ければ今夏にも現闘本部の撤去(強制執行)攻撃が現実化するというとてつもない攻撃でした。反対同盟と労農学はただちに反撃を開始しました。3月18日、仲戸川裁判長を弾劾する第1回の抗議情宣を千葉地裁前で行いました。

続きを読む "4・23天神峰現闘本部裁判闘争に大結集をお願いします" »

2009年04月22日

連続傍聴闘争に80名が結集


千葉地裁新庁舎での傍聴闘争に多くの人々が駆けつけた



記者会見に臨んだ市東さんと弁護団



報告会であいさつする北原事務局長

2009年04月23日

証言つぶしを完全粉砕(4・23天神峰現闘本部裁判)

―北原事務局長が圧巻の証言、仲戸川裁判長に実地検証を迫る

傍聴券抽選の整理券配布に並ぶ皆さん
------------------------------------------------------


記者会見であいさつする
北原鉱治事務局長
■4月23日、千葉地裁601号法廷で天神峰現闘本部裁判が開かれ、北原鉱治事務局長が3時間に及ぶ証言をおこないました。
■これまでの報道で、仲戸川裁判長が、3人の証人取り消しを撤回したものの、尋問時間を理由なく切り縮め、1日で3人の証人尋問を強行しようとしていたことをお伝えし、弾劾してきました。そしてついに仲戸川裁判長は、証人調べの時間制限についても撤回し、当初予定していたとおりの証人調べを勝ち取りました。常軌を逸した欠席裁判(3月12日)で一方的に決定した制限を全面撤回させ、さらに抗議の意見陳述も認めさせたのです。(続く)


記者会見に臨む弁護団

●裁判当日地裁前でまいたビラ

2009年04月25日

4・23天神峰現闘本部裁判、仲戸川裁判長とNAAを圧倒する勝利かちとる

――「法廷を総決起集会の場にした」 北原事務局長、堂々3時間の証言、弁護団先頭に裁判長弾劾の意見陳述やりぬく

■4月23日の現闘本部裁判は、北原事務局長の3時間にわたる証言を先頭に、意気高く闘いとられました。仲戸川裁判長の結審策動を阻止し、成田空港会社も圧倒する画期的な弁論闘争として勝利しました。
■3月12日に仲戸川裁判長は、反対同盟側3人の証人調べを取り消しましたが、反対同盟はただちに地裁前の連続的なビラまきと宣伝カーを使った仲戸川弾劾の宣伝活動に立ちあがりました。さらに3・29全国集会は3・12訴訟指揮の暴挙弾劾を大きなテーマとして画期的な成功をかちとりました。そして、弁護団が同盟側3人の証人を再請求するとともに、千葉地裁所長への抗議闘争などを展開しました。
■その結果、3月31日、仲戸川裁判長は証人取り消しを撤回しましたが、しかし、証言時間を大幅に削る方針を打ち出していました(当初2日間だったものを1日に縮めた)。これに対しても弁護団は、4月14日、証言時間の復元と弁論冒頭での30分の意見陳述を要求。仲戸川裁判長はついに4月20日、証言時間短縮についても撤回する回答を余儀なくされたのです。

■こうした勝利の上にかちとられたこの日の弁論は、最初から千葉地裁、空港会社を圧倒するものでした。冒頭、弁護団が30分にわたりこの間の訴訟指揮に対する抗議の意見陳述を行いました。5人の弁護士が代わる代わる仲戸川裁判長に対し「法律家として恥ずかしくないのか」「千葉地裁の見識を疑う」との激しい言葉で「謝罪」を迫りました。70席の傍聴席を埋めた傍聴団からも呼応した激しい弾劾の声があいつぎました。報告会で萩原進事務局次長はこの状況を「法廷を総決起集会の場に転化した」と表現したのです。

続きを読む "4・23天神峰現闘本部裁判、仲戸川裁判長とNAAを圧倒する勝利かちとる" »

2009年04月29日

新誘導路の7月前倒し供用許すな

―5、6月闘争で反撃を

■国土交通省と成田空港会社は、4月22日、東峰部落に対して、北延伸滑走路の10月末供用開始を通告するとともに、新誘導路については、それよりさらに3カ月前倒しして、7月に運用を始める、との意向を伝えてきました。
■上述の10月末供用開始に伴って、航空会社の意向で、ボーンイング747のいわゆるジャンボ機も飛行させる、としてきたのです。地元住民をどこまで愚弄すれば気がすむのでしょうか。そもそも北延伸計画自体が耐え難い騒音地獄の拡大です。それを勝手に半年も前倒しするなど許せない上、新誘導路については7月に供用開始するというのです。
■三里塚闘争は、北延伸供用開始攻撃との重大な決戦を迎えました。私たち反対同盟は、今こそ「空港絶対反対・一切の話し合い拒否」「農地死守・実力闘争」の大原則を確認し、2002年暫定滑走路開港阻止以来の闘いにともに進むことを皆さんに訴えます。

続きを読む "新誘導路の7月前倒し供用許すな" »

About 2009年04月

2009年04月にブログ「Farmers League Against The Narita Airport」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2009年03月です。

次のアーカイブは2009年05月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。