- 2013年6月16日 22:36
- 裁判闘争
6月18日千葉地裁で、団結街道裁判が開かれます。団結街道廃止の違法性を明らかにし、処分を取り消させ、封鎖した妨害物の撤去を求めて争っている裁判です。
被告・成田市側は「団結街道廃止は適正な処分であったことを、同じような前例を示すことで証明する」と言っていました。しかし、前回までの裁判で、何の前例も示すことができず、主張は完全に破綻。成田市側は廃止の適法性を一から明らかにしなければならなくなりました。
ところが、多見谷寿郎裁判長は、これまでの内容で十分だと言わんばかりに、成田市側に対して「新たな主張を追加することは認めない」としました。行訴・農地法裁判同様に、裁判所が違法性にフタをしようというのです。廃道の根拠は何なのか、この核心的な問題をめぐって、明後日の裁判も闘われます。
同時に、行訴・農地法裁判攻防からも大事な裁判です。結審後に、裁判を根底から揺るがすような新証拠が明らかになったため、弁護団は弁論再開の申立をおこなっていましたが、多見谷裁判長は6月5日、一片の通知を持ってこれを拒否してきました。
審理を尽くすことなく、はじめに結論ありきの判決を、黙って許すわけにはいきません。上級審の審理を待たずに農地を強奪する「仮執行宣言」など論外! 「断じて許さない」の怒りを6月18日、示していきましょう。
<団結街道裁判>
■日時 6月18日(火)午前10時30分開廷
■法廷 千葉地裁601号法廷
※傍聴券の抽選がありますので、午前10時までに集まって下さい
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