- 2014年1月20日 23:01
- 裁判闘争
1月22日、千葉地裁で天神峰やぐら裁判がおこなわれます。
前回の弁論で多見谷寿郎裁判長は、被告成田空港会社(NAA)側に「訴訟の却下を求めるのであればそのむね明らかにしてください」と促しました。つまり「反対同盟の訴えに対して、「門前払いの却下を求めたらどうなのか」と手を差しのべたようなものです。
これに応じてNAA側は、反対同盟の訴えを却下するよう求める書面を出してきました。
やぐら等々が同盟の所有だとしても、「所有者の確認は実際の執行(撤去)の段階でやればいい」「必要な手続きはその段階でできるから、あらかじめ裁判でやる必要などない」というです。
怒りなしには読めない文書です。NAAがよくこのようなことを言えたものです。
仮執行宣言にもとづいて、2011年8月6日に強行された天神峰現闘本部の撤去の際には、執行宣告の立ち会いを求められる事も無かったどころか、執行官への面談を要求した顧問弁護団に対して、空港会社職員を名乗る者が問答無用で立ちはだかったのです。警察権力に守られ、破壊作業は報道陣を排除しておこなわれました。
現場で手続きを求めるのでは全く遅いことを、当のNAAのやり方が示しているではありませんか。
NAAの意をていする多見谷裁判長の却下策動=早期結審を許すな!
皆さん、ぜひ傍聴にお集まりください。
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