農地法改悪案の衆院・農林水産委員会可決を弾劾する
――企業参入の規制を大幅緩和、農地取り上げに道

■「所有から利用への改革」と称して、農地法1条を抹殺し、企業の参入=農地の自由な強奪に道を開く許しがたい攻撃です。「耕す者に権利あり」を掲げて闘う市東さんの闘いは、日本の農地と農業を守る闘いです。いまこそ農地法改悪を許さず、市東さんの農地を実力で守りぬこう。
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■全国の闘う仲間の皆さん。5月11日、市東さん耕作権裁判が千葉地裁で行われます。
■この裁判は、成田空港会社が市東さんの耕作地の一部を「不法耕作地」と決め付けて、明け渡しを求めている裁判です。本年2月から始まった農地法裁判や既に展開されている行政訴訟裁判にさきがけて行われ、これらに重大な影響を与える裁判です。
■最大の争点は、NAAが勝手に賃借地として決めつけている「南台41−9番地」という畑です。ここは市東さんが一度も耕作したことの無い土地です。前回2月16日の裁判でも、「41-9番地」は石橋政次が耕作していた所であって本件提訴には根拠がない、ということを詳細に明らかにしました。NAAは、元の地主・藤崎が勝手に書いた「藤崎メモ」なるものを提出して、市東さんの耕作地であるかのように居直ろうとあがいています。
■先日の天神峰現闘本部裁判では、反対同盟を先頭に現地闘争と一体となった法廷内外を貫く闘いによって、仲戸川裁判長の審理打ち切り攻撃の暴挙を打ち砕いて元通りの証人調べを実現する画期的勝利を切り開きました。司法反動化の尖兵・千葉地裁を圧倒する傍聴闘争への結集をお願いします。
記
●市東さん耕作権裁判(第11回)
●5月11日(月)午前10時30分
●千葉地裁601号法廷(新館)
★傍聴券抽選のため午前9時30分に集合してください
■5月14日(木)午前10時30分から鈴木さんの一坪共有地裁判第10回口頭弁論が開かれます。11日の市東さん耕作権裁判に続いて、傍聴に結集して下さるよう訴えます。
■今回の口頭弁論は、「千葉県新産業三角構想」や成田空港の公共性を振りかざす千葉県側の主張のデタラメさを前回に引き続いて明らかにするものです。
■千葉県は「千葉県新産業三角構想」を、地上げ屋同然の一坪共有地強奪の口実にしていますが、ただただ空港建設に協力するための計画にすぎず、県民にとって何の公共性も合理性もありません。逆に県民に財政逼迫の負担を押しつけるものです。
■さらに成田空港利用の激減(とりわけ貨物便は昨年比5割近く減少)にみられるように、「拡大の必要性」などペテンです。そもそも成田空港は有事の際に軍事空港として使用することが計画されており、戦争動員・協力の軸になるものです。2名の死者を出した大事故のあとでも運用を強行してまで利便を供するような「公共性」など、この本質を押し隠すものに過ぎません。
■住民に殺人的な大騒音を強制し、乗客、乗員も含めて大惨事の危険と恐怖にたたき込まなければ運用できないような空港など閉鎖あるのみです。
■これらの論点から、一坪共有地強奪の不正義性を徹底的に明らかにして闘われます。裁判長は仲戸川隆人裁判長です。4月23日の現闘本部裁判に引き続いて、仲戸川裁判長の反動的な訴訟指揮を許さない傍聴闘争をやり抜こう。
記
●鈴木さん一坪共有地裁判(第10回)
●5月14日(木)午前10時30分
●千葉地裁601号法廷(新館)


記者会見・報告会であいさつする市東さん

空港会社側に対する追及の中身を図解して説明する弁護団


報告会であいさつする北原鉱治事務局長と
闘いの方針を提起する萩原進事務局次長

徹底追及の勝利感とNAAに対する怒りに満ちた報告会

■5月11日、市東さんの耕作権裁判第11回弁論が千葉地裁で開かれました。約80人が傍聴闘争に集まり、空港会社側の提訴のデタラメぶりをいっそう浮き彫りにさせました。
■この日は、市東さん側から、石橋政次元反対同盟副委員長の妹である関根とめさんの聞き取り報告と、そのテープが準備書面および証拠として提出されました。さらに1988年3月19日に作成されていた元永メモも証拠として提出され、空港会社を追いつめたのです。
■10時30分に始まった法廷で、まず、葉山岳夫弁護士が、準備書面の陳述と証拠の説明を行いました。中でも関根とめさんの証言は、決定的です。関根さんは、1952年まで石橋家に暮らしていました。その関根さんが争点になっている「41−9」の土地について、「石橋家で耕していたが、屋敷林の陰になって日当たりが悪いため、そこには植木を植えた」と明確に証言しているのです。当事者によるこれほど明快な証言はありません。



東峰神社から北東方向を撮影
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■今日、5月12日につづいて巨大ジャンボ機が、「グライドパスの電波性能テスト」と称して、新誘導路をテスト走行し、天神峰・東峰住民を威嚇しました。断じて許せません。
■ジャンボ機は、従来の中型機(ボーイング777など)に比べても1・5倍もある大きさで、「テスト走行」自体が地元住民への威圧です。こんなものが部落の奥深く入り込んで動き回ることに、東峰・天神峰など地元の怒りは頂点に達しています。
■これは7月新誘導路前倒し供用へのデモンストレーションです。新誘導路の前倒し供用は「緊急事態に備えて」などの表向きの理由さえ示せない、闘争破壊のためだけの攻撃です。
■5〜6月の闘い、そして7月現地闘争の爆発で徹底的に反撃したいと思います。全国の闘う仲間の皆さん、ブログをご覧の皆さん、私たちと怒りを共有し、ともに立ち上がられることを訴えます。

東峰神社のフェンス越しに北にむかって撮影。滑走路表面との3メートルの段差が見える
■反対同盟は、北延伸滑走路10月供用前倒し攻撃に連なる新誘導路の7月前倒し供用攻撃と対決するため、7月5日に三里塚現地闘争を行なうことを決定しました。場所は東峰十字路北側開拓道路、時間は午後1時30分からです。多くの労農学の参加をお願いします。
■国土交通省と成田空港会社は、4月22日、東峰部落に対して、北延伸滑走路の10月末供用開始、新誘導路の7月供用開始そしてホールディングベイと称する待機スペースと空港内B誘導路の5月7日供用開始を一方的に通告してきました。
■5月12日と19日には「電波機能テスト」と称するジャンボ機の新誘導路テスト走行を強行し、5月20日には、森中小三郎成田空港会社社長が国土交通省と千葉県に対して、北延伸滑走路の供用を10月22日にすることを通告しました。地元自治体は「供用開始は歓迎する」と地元農民、周辺住民の健康と生活を無視し、空港利権を追い求める姿勢を露骨にしています。
■攻撃の背景にあるのは、成田のハブ空港からの陥落、羽田の第4滑走路の開業(2010年10月予定)などに焦る空港会社と地元経済界の私利私欲です。
■7・5現地闘争を、従来を一回りも二回りも上回る力強い闘いとして成功させたいと考えます。6・25天神峰現闘本部裁判、7月21日、27日の市東さんの裁判も一体の闘いとして取り組みたいと思います。大結集よろしくお願いします。
記
新誘導路の7月前倒し供用阻止! 市東さんの農地守れ!●7月5日(日)午後1時30分
●東峰十字路北側開拓道路
●敷地内デモ

進入灯工事1
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■現在、暫定滑走路北側では、東関東自動車道をまたいで、約900メートルものハシゴ状の鉄橋をかけ、そこに進入灯を設置する工事が急ピッチで行われています。写真(下)にもあるように空港警備隊のワゴン車が警備ではりついています。この進入灯工事も暫定滑走路の危険の増幅につながるとんでもない行為です。
■そもそも空港保安区域の中に高速道路が走っている空港など世界中のどこにもありません。保安区域は、万が一のオーバーラン事故などに備え、平坦で何の障害物もない区域とされています。ところが北延伸滑走路は、そこに切り通しの高速道路という形で、深さ10メートルにもなる溝が掘られていることになるのです。