市東さんは2003年、突然NAAから農地の明け渡しを求められ、2006年から裁判が始まりました。市東さんは「なぜ私が訴えられるのか。農地は私の命だ」と理不尽な空港建設に立ち向かっています。
強制執行を許さない請求異議裁判
市東さんに「農地を明け渡せ」という裁判で、一審千葉地裁・多見谷寿郎裁判長は、訴えを起こしたNAAの違法・不当にフタをして農地取り上げを認め、高裁、最高裁もこれを踏襲して判決が確定しました。
そこで、市東さんは判決の執行を許可しないようにもとめる裁判(請求異議裁判)を起こしました。
不当極まりない一審判決
2年にわたり弁論と証言が行われましたが、千葉地裁・高瀬順久裁判長は、これに何ら踏まえることなく、農地取り上げ強制執行を認める判決を下しました。
強制執行は、絶対に認められません。 裁判は控訴審に入り、東京高裁第4民事部で闘われます。
不当判決を下したうえに、高瀬裁判長が裁判中の強制執行停止決定を取り消したため、執行停止を継続させる新たな手続きが必要になりました。控訴審段階も含め、裁判所は計350万円の担保金を執行停止の条件としてきました。
「農地を奪うな!」の声を!
高額の担保金は運動つぶしです。負けるわけにはいきません。担保金に加えて、高裁で闘うための裁判費用の確保も早急に必要です。400万円カンパ運動に、ぜひ、ご協力下さい。
また、「国策裁判」との闘いには、裁判で正義性を明らかにするだけでなく、社会的な力が必要です。「強制執行許可するな!」の声を東京高裁に示していく要望書の取り組みにご協力をお願いします。
要望書の送り先はこちら
要望書は、裁判所に直接送るのではなく、下記の住所まで送っていただきますようお願いいたします。
〒286-0102
千葉県成田市天神峰63 市東方
三里塚芝山連合空港反対同盟
※要望書の用紙は下記からダウンロードできます
カンパの送り先はこちら
<郵便振替>
00130-0-562987
三里塚芝山連合空港反対同盟