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 明日6月2日、千葉地裁で空港拡張差し止め裁判が行われます。
 民事第3部ですので、団結街道裁判と同様に裁判長が内野俊夫裁判長から岡山忠広裁判長に代わるため、今回は更新手続きになります。
 この裁判は、第3誘導路建設を許可した国交省決定の取り消しとB滑走路の使用禁止、飛行差し止めを求めた第3誘導路裁判に、B滑走路北延伸や第3滑走路建設という施設変更許可処分の無効確認と関連工事の禁止を求めた新たな提訴が併合された裁判です。
 文字通り空港建設・機能強化と全面対決する裁判です。
 昨日、不当逮捕された6人は奪還されましたが、強制執行に手を染め、さらにはこれと闘った仲間への不当な弾圧を容認した千葉地裁を断罪しなければなりません。
 ぜひ、裁判にお集まり下さい。

●空港拡張差し止め裁判
 6月2日(木)10:30~
 千葉地裁601号法廷

※傍聴券の抽選がありますので、10時15分までに地裁6階にお集まり下さい。

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 2月15日〜16日の農地取り上げ強制執行との闘いを口実として、5月11日に不当逮捕され、勾留されていた6人は、全員不起訴で奪還されました。広島サミット事前弾圧としての、デタラメな拘束であったことは明々白々です。弾圧を打ち破った勝利をバネに、戦争反対・岸田政権打倒の闘いを前進させましょう。(写真は勾留理由開示公判に向けて行われた千葉地裁へのデモ行進 5月29日) 

NEWS,裁判闘争

NEWS,裁判闘争

 5月22日、千葉地裁民事第2部(齊藤顕裁判長)で、耕作権裁判が行われました。 裁判に先立ち、千葉市中央公園で決起集会。萩原富夫さん耕作権裁判の重大性を訴えた上で、2・15天神峰農地強制執行に対しともに闘った仲間6人へのでっち上げ逮捕を徹底弾劾しました。
 動労千葉、関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会、市東さんの農地を守る沖縄の会の連隊のあいさつを受けて、千葉地裁に向けたデモ行進を行いました。
 裁判は、前任の本田晃裁判長から齊藤裁判長に交代したことから、まず反対同盟顧問弁護団が更新意見陳述をおこないました。

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 5月22日、千葉地裁で耕作権裁判が行われます。
 耕作権裁判は、本田晃裁判長から齋藤顕裁判長に交代したため、この日は更新手続きが行われます。
 すぐにでも証人調べに移ろうとしている齋藤裁判長の拙速な訴訟指揮を許してはなりません。「経緯はどうあれ、同意書、確認書で賃借地は確定した」という空港会社(NAA)の主張を丸呑みさせるわけにはいきません。
 耕作権裁判に勝利して、南台農地を守りましょう。再びの強制執行を阻止しましょう。

 そもそもNAAの底地買収は数々の農地法違反で、NAAが地主を名乗る資格はありません。それは耕作権裁判でも同じことです。それに加えて場所が間違っているなら、「明け渡せ」という提訴自体、却下されるべきです。

元々の耕作地はAとB

 耕作権裁判の対象となっている南台農地について整理しておきましょう。
 「関係土地図」のA・B・C・Dが市東さんの耕作地です。写真のBとA、Fの間の細い部分が通路になっているところです。畑を訪れたことのある方は、B、C、Dが一体で耕作されている様を思い起こせると思います。
 市東さんの元々の耕作地はAとBでした(C・Dはのちに賃借権を時効取得)。そして空港公団(現NAA)も同じ認識だったのです。それは公団が強制収用に向けて1987年に千葉県収用委員会や運輸省に提出した図面で明らかです。
 2006年、NAAは天神峰農地と南台農地について、賃貸借契約の解除を成田市農業委員会に申請し、市東さんに明け渡しを迫りました。 
 ここから農地法裁判請求異議裁判が闘われ、最高裁のお墨付きで、2月の天神峰農地の強制執行に至りました。南台農地も賃借場所の認識に違いがないままなら同様の過程になったかもしれません。
 ところが、NAAが市東さんの賃借地として明け渡しを迫ってきた場所はE1とBでした。(農地法裁判、請求異議裁判)
 そして、A・C・Dの土地は不法耕作だと決めつけて06年に提訴したのが耕作権裁判です。

NEWS,周辺住民とともに

 5月14日、118回目の周辺一斉行動に取り組みました。
 団結街道奥で朝の打ち合わせを行い、。萩原富夫さんが強制執行と闘った6人の仲間に対する不当弾圧を弾劾し、共にG7広島サミット弾圧を粉砕する決意を表明。7月2日に開催する現地闘争について提起しました。
 太郎良陽一さんは、支援連と共に反対同盟も仲間の奪還に向け情宣活動を行うと具体的方針を提起。労働者の闘いを紹介して、「労農連帯を広げよう」と呼びかけました。
 今回の同盟ニュースは、不当逮捕を弾劾し、5月22日の耕作権裁判を呼びかける内容です。また、多古町での計画が報じられている物流拠点建設を批判しています。ご一読ください。

反対同盟ニュース第113号はこちら

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 5月12日午前10時30分から団結街道裁判が行われます。
 団結街道封鎖は、成田空港第3誘導路建設のために、現に日常的に農作業でこの道を使用していた市東さんに同意を得る手続きもなく、道路法10条2項の廃道の要件を満たすこともなく強行された前例のない暴挙です。
 NAAの都合に合わせた政治案件として小泉一成・成田市長の「ツルの一声」で決められたのであり、小泉市長の証人尋問は不可欠です。
 弁護団は小泉市長の証人採用を4年以上も要求し続けてきました。
 しかし、内野裁俊夫裁判長はそれに一向に応じないどころか、この裁判の主要な争点として「空港拡張の必要性があったか否かが重要だ」と言い出しました。
 つまり、第3誘導路が国策として大事だと証明されれば、道路法第10条に記されている廃道の要件を満たさなくても、廃道にしてかまわないということです。被告の成田市でさえ、表向きはそんなことまで主張していません。
 そうであるなら、NAA社長を証人尋問しなければならない話ですが、小泉市長の証人調べをしなくていいということにはなりません。

千葉地裁は強制執行の責任をとれ!

 民事第3部の裁判長が内野俊夫裁判長から岡山忠広裁判長になりましたので、次回、5月12日の裁判は更新手続きとなります。あらためて強制執行問題について、成田空港会社のみならず直接執行を担った千葉地裁を追及する場にしていきましょう。
 そして、国策のためなら、勝手に生活道路をつぶしていいという、内野前裁判長のデタラメな訴訟指揮を継続させないよう、傍聴闘争を闘っていきましょう。ぜひお集まり下さい。

団結街道裁判
 5月12日(金)午前10時30分 
※傍聴券の抽選がありますので、10時15分までに地裁6階にお集まり下さい

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 市東さんの天神峰農地取り上げ強制執行との激闘の記録をコンパクトにおさめたDVDを作成しました。
 夜陰に乗じてやってきた数百もの機動隊を前に一歩も引くことなく、農地死守の徹底抗戦をつらぬく老若男女の仲間たち。マスコミ報道だけでは知ることのできない臨場感あふれる貴重な映像です。
 ご注文は反対同盟まで。 (頒価500円・21分)

NEWS,周辺住民とともに

 4月16日、117回目となる周辺一斉行動に取り組みました。写真は伊藤信晴さんの司会で朝の打ち合わせを行っているところです。
 今回の反対同盟ニュースは、芝山文化センターで開催した3月26日の集会とデモを報じ、成田空港会社の「『新しい成田空港』構想」を批判する内容です。ぜひご覧下さい。

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