耕作権裁判いよいよ証人調べへ

(写真は順に、千葉市中央公園の決起集会で司会をする太郎良陽一さん/反対同盟からの提起をする萩原富夫さん/連帯のあいさつで動労千葉の田中康宏顧問/関西実行委の安藤眞一さん/市東さんの農地取り上げに反対する会・三角忠さん/決起集会全景/デモに出発/千葉地裁に向けたデモ行進/裁判報告会であいさつする市東孝雄さん/耕作権裁判報告会)

 9月25日、千葉地裁で耕作権裁判が行われました。
 今回の法廷で証人採用の採否と期日が概ね決定し、次回11月13日(月)の裁判(13時45分開始)から証人調べが始まることになりました。裁判はいよいよ大詰めを迎えました。
 まずは朝の決起集会における萩原富夫さんの提起を掲載します。

【萩原富夫さんの提起】
 今日は耕作権裁判ということですけども、とにかくこの裁判、絶対勝ちたいということですね。
 市東さんに対する農地取り上げの攻撃は、天神峰農地に対する2月15、16日の強制執行によって、すでに暴力的な農地取り上げ、そういう段階に入っています。
 この耕作権裁判において、市東さんの南台農地を取り上げるということを成田空港会社は画策していますが、裁判はいよいよ証人立証の段階に入ります。
 この裁判は、農地の場所の特定が、空港会社が出してきた証拠によっては特定できないということになっておりまして、いま市東さん側で、耕作している場所はここであるとこれから立証する、今後11月から毎月証人尋問が行われることになっています。空港会社は不法耕作ということで訴えていますので、不法耕作でなくて、ちゃんともう賃借権が成立してるということ、ちゃんと権利が市東さんにあるんだということをですね、今後立証するということになってまいります。
 不法耕作ではないということが明らかになれば、もう(空港会社の訴えを)棄却するっていうことしかないわけですから、絶対これに勝ってですね、南台の農地を守り抜いていきたいと思います。
 本日(の裁判)も、とても大切です。強制執行に対する怒りをもう一度思い出して、その怒りを呼び起こして、本日、この裁判傍聴に臨んでいきたいと思いますので、共に今日も頑張っていきましょう。

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