南台農地を守り成田軍事空港を廃港へ!ー10・8三里塚全国集会

 10月8日私たちは、「市東さんの農地を守ろう! 空港機能強化粉砕! 改憲阻止・岸田政権打倒!」を掲げ、成田市赤坂公園で全国総決起集会を開催しました。集会には全国から520名の労働者・学生・市民が参加し、成田ニュータウンのメインストリートをデモ行進しました。集会の基調報告を掲載します。

10・8全国総決起集会 基調報告

(1) 戦争に向かう岸田政権を打倒しよう
 
ウクライナ戦争が激化・泥沼化する中、人々の命が日々奪われていくことに胸が痛みます。日本政府・岸田政権はウクライナ支援国にとどまらず、武器供給をともなう参戦国になろうとしています。絶対に許せません。
岸田政権は「国防」を叫び、大軍拡と戦時経済化、戦時体制化をすすめています。昨年、浜田防衛大臣の「平時からの民間空港の軍事利用」発言のなかで、沖縄・下地島空港と成田空港の制約・制限をとりはらって自衛隊が使えるようにすると言いました。防衛力強化に向けた「公共インフラ整備計画」(原案)では全国約40の空港・港湾を整備するとして、滑走路の延長や岸壁の延長などを行うとしています。政府が軍事上の拠点となる空港・港湾を「特定重要拠点空港・港湾」として指定することで、艦船や軍用機を平時から有事まで切れ目無く使えるように建設整備を行うとともに、自衛隊や海保が管理者と「円滑な利用に資する枠組み」を定め、住民の反対を抑え込もうとしています。まさに国家安全保障戦略の具体化です。
成田空港では、軍事利用はしないという1972年の取り決めを守らせなければなりません。軍事空港反対の三里塚闘争が、ますます重要になっています。

(2)国家権力による2月強制執行を弾劾する
 
天神峰農地への強制執行から8カ月経った今、あらためて激闘の4カ月を時系列でふりかえります。

〔激闘の4カ月〕
10/9   全国集会で執行阻止決戦突入を宣言
10/18 東京高裁 やぐら「執行停止申し立て」却下
      NAA「建物等収去命令」「工作物収去命令」千葉地裁に申し立て
10/19 NAA B滑走路北延伸準備工事着工
10/20 NAA田村社長 記者会見「どこかの時点で執行する必要はある。円滑かつ確実に実施するため関係各方面と検討している」
10/21 NAA 「新しい成田空港」構想検討会を立ち上げ
10/24 千葉地裁より「審尋書」送付
市東・同盟・有志が意見書提出(11/18)
11/1  反対同盟 執行阻止へ「緊急アピール」発す
11/13 天神峰緊急現地闘争 空港に向かうデモ初敢行(180人)
11/24 千葉地裁より「授権決定」通知   臨戦態勢へ 座り込み24時間化
11/27 現地闘争(280人)~28耕作権裁判の連続闘争
12/11 現地闘争&芋煮会(220人)
12/27~30 決戦本部 年末4日間決戦
1/8      反対同盟 新年旗開き(200人)
1/22~2/5 決戦本部 15日間決戦
1/25  反対同盟 NAA本社へ抗議・申し入れ行動
       千葉地裁へ緊急署名(1679筆)提出行動
1/26  3労組(動労千葉、関生、港合同)NAAへ申入れ文書送付
2/15~16  執行阻止闘争(学生3名不当逮捕、不起訴)

〔その後のたたかい〕
3/26  芝山現地闘争
5/11 〔サミット弾圧〕G7広島サミット警備の事前弾圧で6名不当逮捕(2月執行時の公妨・窃盗などを口実に事後弾圧、不起訴)
5/22  耕作権裁判闘争
7/2  天神峰現地闘争&農楽まつり(190人)
7/22  耕作権裁判闘争
9/25  耕作権裁判闘争

 激闘の4カ月を闘い抜き、やれることはやった感はあります。あらためて、共に闘った皆さんと多大なご支援に感謝します。しかし、執行を止められなかった思いは拭えません。われわれに200人をこえる人数がいたら、1000人の機動隊・作業員の攻撃を跳ね返すことが出来たのではないかと、天神峰に行くたびに悔しさがこみあげます。奪われた天神峰農地は放置され、荒れ地となっています。怒りに震えます。
 執行されたあと市東さんは、ただちに作業場・ビニールハウス・トイレなどの再建にとりかかり農業を続けています。体を張った実力闘争を闘いぬいた市東さんと反対同盟の闘魂は、ますます盛んです。市東さんを追い出し反対運動を潰そうという敵の狙いは、完全に打ち砕かれました。この点での勝利を皆さんと共有したいと思います。

(3)南台農地を守り成田軍事空港を廃港へ!

 第3滑走路建設に向けた準備工事の10月開始、「新しい成田空港」構想と称する空港大改造など、戦争のための機能強化を粉砕しよう。空港拡張差止訴訟と一体の「成田空港の拡張反対」新署名を集めよう。南台農地を守るため、耕作権裁判で空港会社を圧倒するデモと傍聴闘争に決起しよう。騒音被害とたたかう周辺住民と連帯しよう。
 深刻化する気候危機、食糧危機への対策を放棄し、戦争のための食料安保を叫び農民を動員しようとする食料有事法を許さず、戦時体制づくりを粉砕しよう。放射能汚染水の放出とたたかう福島と連帯し、全ての原発廃炉へ闘おう。沖縄を再び戦場にさせない反戦闘争に決起しよう。
 二度と強制執行を許さず、戦争を止めるために、三里塚闘争を大闘争へと発展させよう。共にたたかおう!

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