気候変動を止めるため機能強化を阻止しよう!

 1月23日、103回目の周辺一斉行動を行いました。
 とても寒い朝でしたが、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大もあって、窓を開けての準備作業~打ち合わせです。
 最初に太郎良陽一さんが天神峰カフェと芝山町会場貸出問題で方針を提起しました。
 続いて萩原富夫さんがあいさつ。旗開きのあとの最初の全体会合でもあったので、旗開きで打ち出した「気候変動問題を正面課題として取り組む」ことについて、問題意識とイメージを語りました。
 その後、全体で意見を出し合って論議し、今春の闘いを確認して行動に移りました。

※配布した反対同盟ニュース第98号はこちら

※萩原富夫さんの提起は以下

 これまで農地の破壊とか自然環境破壊ということは言ってきましたけど、空港を拡張して飛行機を飛ばすということは、二酸化炭素を大量に出すわけです。これは気候変動の大問題です。
 空港会社は「サステナブルNRT2050」なんて言って、CO2を半減させると。でも、飛行機の発着回数を倍にして50万回にしたら、結局今と同じじゃないかということなんです。とんでもないまやかしで、どうしようもないですよね、そんなんで、この気候の大変動を止められるのか。深刻な問題なんです。
 いま、グレタさんをはじめ、若者たちはこの気候変動問題について非常に敏感になっています。そういう世界的な動きの中で、私たちは成田空港の機能強化に対して闘っているわけで、これは気候変動阻止の闘いと結びつく、そういう闘いであると思います。
 このような課題に対してもね、私たちもやっぱり正面から取り組んで共に闘っていくという立場で今後進めていきたいと思っています。
 気候変動と成田空港機能強化阻止というものをリンクさせて、若い人たちにアピールして訴えていく。農地とか騒音の問題はもちろん大きな問題だけど、それを越えた世界的な課題からも運動を広げていく。世界の動きの中で、三里塚闘争をさらに飛躍させていく、三里塚闘争を国際的な闘いしていくという大きなイメージを持って、私たちはこの課題に取り組んでいかなきゃいけないと思います。
 僕らもまだ勉強し始めたばっかりなんで、「ぜひ教えてほしい」と講演会でも学習会でも開いて、ここに関わってくれる人たちがいれば、協力してくれるところがあれば、どんどんつながりをつくっていきたい。
 そうした関わりを通して、三里塚の陣形を一回りも二回りも大きくすることが、市東さんの農地を守るということに必ずとつながっていくと思います。

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