芝山町議会が文化センター使用を承認

 2月16日、芝山町町議会臨時会が開かれ、芝山文化センター貸し出し問題の審査請求に関わる芝山町議会が開かれ、私たちが審査請求を行っている芝山文化センター貸し出し問題が取り上げられました。伊藤信晴さんと決戦本部につどう仲間が傍聴を行いました。
 麻生孝之町長から議会に付された諮問は、「芝山文化センター使用承認申請却下処分について、地方自治法に違反する処分であり、本却下処分を取り消すものとする。また、裁決に併せ、本件申請を承認又は、条件を付して承認するよう命ずるもの」という内容でした。
 諮問内容に対して議長が質疑や討論を求めますが、全く手は上がりません。
 そのまま採決するのかと思いきや、全員協議会を開くからいったん休憩すると言います。
 数分して、別室に行っていた議員が戻り、採決が行われました。
「起立多数。よって諮問第1号は諮問の通り任用されました」議長の言葉が議場に響きました。
 相川勝重前町長が下した貸し出し拒否の責任が消えるわけではありませんが、町当局も町議会も貸し出し拒否の違法・不当性を認め,芝山文化センターの使用を承認したのです。
 ちなみに議員12人のうち、この日は11人が出席で3人は起立しませんでした。納得してないのなら、一言でも意見を言うべきでしょう。
 議会閉会後、伊藤信晴さんは「当然のことだし、あまりにも長すぎた。相川がやめるまで引っ張ったということもある。そういう点では非常にずさんでデタラメな行政が行われていたということ」とコメントしました。
 「静かな空を返せ!」という住民の声、空港機能強化反対の意見を行政が封殺するなど、そもそも許されないことです。周辺住民と共に機能強化白紙撤回へ! 3・37芝山現地闘争に集まりましょう。

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