本田晃裁判長は徹底審理を行え!

 9月21日、決戦本部の仲間が千葉地裁前でビラまき情宣を行いました。
 千葉地裁で闘われいる耕作権裁判について、「本田晃裁判長は徹底審理を行え!」と、訴えるものです。
 耕作権裁判は、反対同盟員の市東孝雄さんが、祖父の代から100 年も耕し続けてきた農地について「不法耕作している」と言いなし、明け渡しを求めているものです。しかし成田空港会社(NAA)は、畑の位置を特定し、明け渡しの根拠とする文書の作成経過を知る人物や関連書類をひた隠し、一切明らかにしょうとはしません。この裁判が、民事裁判では異例の16年という長さになっているのは、NAAが事実を明らかにしないからです。

 それなのに本田裁判長は、8月22日の裁判で「16 年も経ちますし、そろそろ次(証拠調べ)に」と、NAAの逃げ切りを容認する訴訟指揮を行ったのです。断じて認めることはできません。
 昼休みの時間、裁判所から出てくる人が次々とビラを受けとりました。宣伝カーで「NAAは文書を隠している」と訴えると、「その通り!」と声がかかりました。「街に怒りがあふれてるんだな」と実感させられる反応でした。中には「成田空港の問題は関心を持っています。頑張ってください」といった激励もいただきました。
 次回の耕作権裁判は、11月28日(月)10時30分からです。裁判の前には、千葉地裁に向けたデモ行進も行います。ぜひお集まり下さい。

配布したビラはこちら

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